林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

資本主義の枠組みで、格差をなくすのが大事。(=^▽^=)

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーの林雄介です。(=^▽^=)

外が暗くなりましたね。秋の虫の音色が聞こえてきます。今日も皆様、お疲れ様でした。

私が目指しているのは、自由経済、資本主義の中での一億総中流、貧困のない世界です。

本来、貧困のない社会というと社会主義共産主義を連想されることが多いのですが、世界史の中で唯一、社会主義に成功した政党は日本の自民党しかないんですよ。後は、中国、ソ連北朝鮮を見ればわかるように歪な社会になり、格差もあるし崩壊もするんですよ。

貧しさのない社会というのは、まあ旧約聖書にも出てきますが、ロバート・オーエンや日本だと白樺派の新しい村運動。結局、仕事をする人と怠ける人が出てくるから結果平等は破綻するんです。しかし、機会平等も途中でレールから外れた人の救済ができないんですよ。私が考えている学問立国は、お花畑でしょう。しかし、貧困の原因は教育格差、機会格差なんです。国民全員を博士にしようという試みはないんですよ。日本だけの一国経済ではなく、世界全体を想定していますが、仮に世界中が博士しかいなくなったら、自由経済でも合理的に経済人として個人が判断するから、市場の失敗や外部不経済、情報の非対称性等を最小限にできるはずなんです。オルテガの大衆社会、大衆社会をなくせば、ベストな選択はできなくてもベターな選択はできるようになるんですよ。
博士号と人間性は別問題ですよ。里子を虐待殺しで公共政策か経済か知りませんが早稲田の社会人向け博士号取得者の声優が逮捕されましたから。しかし、まず教育格差をなくして、次に、人間性や社会システムを改善していかないと貧困のリンクが続くんですよ。貧困の連鎖を断ち切って、それからよい社会システムを作っていかないと、格差が拡大し続けるんですよ。


林雄介with,you。

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