林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

ケララ州のこと。地域主権。大阪市長、大阪府知事選挙について。(=^▽^=)

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーの林雄介です。今回、橋下徹氏率いる維新の会が、大阪府知事大阪市長、両方に当選しました。大阪都構想ですが、地方自治法上、想定外ですが、不可能ではありません。ただし、どの方法を使っても国会の承認が必要です。ただし、地方自治法市町村合併は認めています。そして、理屈の上では大阪市市町村合併を繰り返していき大阪府の範囲を越えて、例えば、兵庫県内の自治体との合併も可能です。国会の承認を経ずに合法的に大阪都を作るなら、大阪府内の全自治体を大阪市市町村合併すれば、事実上の大阪都にはなります…。国は許可しないと思いますから、国地方紛争処理委員会でやるか裁判。これ以外のやり方だと法律を作るか、閣議決定が必要ですから自治体単独で大阪都を作ることはできません。
私は、今回はよくわからない。インドのケララ州って南の州、識字率が6割か9割か忘れましたが、インド国内で圧倒的に高い。ケララ州は唯一共産党政権だったんですよ、州政府が。ですから、教育水準がフラットなんですよ。

日本は、明治以降は中央集権で自治体格差が出ないようにやってきた。地域主権になると、地域格差がモロに出ますよ。地域主権なら財源は地域別に徴収する。国税局が地方に移管されるかもしれない。国は最低限の規模にして、地域は地域でやっていくと、財源がある地域と財源がない地域でハッキリ行政サービスの格差はでるでしょう。それがいいことか悪いことか、私にはわからないです。

国税で地方の経済格差をなくしている。地域主権なら国税の再分配はおかしいですよね?。首都圏や都市部から、地方に補助金地方交付税でまわしていた分はなくなるのが地域主権でしょう?。まさか、使い道は地域で決めるから都市部のお金をまわせと言っているわけじゃないですよね?。地域主権になれば、東京は税金が安くなる。


林雄介with,you。

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