林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

諸葛孔明の道、一体、何をあの人はやりたかったのか?。o(^▽^)o義の実践。

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーな作家の林雄介です。o(^▽^)o

まず、三国志ですが小説ですからね。三国志はフィクションですよ。歴史書もどこまで本当か怪しい。

まず、戦の常道として、戦に勝つ方法、この記事を書こうと思ったんですよ。戦に勝つ方法、戦をするつもりがない人間、戦嫌いな平和主義者が戦に勝てるんです。戦うべきでなければ戦わない。これが経営でも、戦略でも勝つエッセンスなんです。

次に、諸葛孔明も国力さ、兵力さをひっくり返せないことは、絶対に理解していたはずなんですよ。加えて、劉備も役立たずですが、息子は極めつけのバカです。劉備も性格が悪いですよ。もしも、バカ息子に皇帝が勤まらなかったら孔明に皇帝になれと遺言するんですね。陰湿です。私なら、「最悪、亡命して下さいお疲れ様でした。」遺言、これにしますよ。

劉備もバカなら息子はもっとバカ、劉禅かな?息子も何人かいたんですよ。子竜が命がけで助けてきたガキです。助けなきゃ良かったんですけど結果論です。

五丈原で、孔明が何を考えたか?です。まあ、フィクションですが、過労死です。最後は過労死

もし、国のことを考えたら長命すべきです。しかし、過労死する。どういうことかな?と思うんですね。逆に、仮に孔明が天下統一に成功したらどうなったか?秦の始皇帝が一代で滅亡しています。
おそらく、孔明が死んだら滅亡しますよ。

古今東西の歴史を考えたら、客観的に孔明が天下統一に成功しても、皇帝がバカですから国は亡くなる。これは、孔明もわかっていたはずです。

じゃあ、あの人は何をしたかったんだ?なんですよ。
まあ、時代を恨んだでしょう。次に、中国人に残すべきものを考えたと思うんですね。中国人にないもの、忠誠心やロイヤリティー、義の心、歴史の中でバカ息子の面倒をみて義の心を貫いて死ぬ。
孔子はロジックを残した。

孔明は、実践して、しかも、論語や学者の世界だと庶民が見習わないから、軍記物で中国人が規範とすべき生き様を残した。この辺りの気の毒さ、虚しさ、やるせなさは日本では楠木正成が体験したところです。

中国人が将来、三国志を読んで、義の道とは何なのか?客観的に、1,5倍の国力さなら逆転不可能ですよ。孫子三略太公望、いろんな軍師がいますが、一時的なゲリラ戦でしのげても、相手国を倒すことはできない。兵力さがあったら防戦が基本なんです。楠木正成真田幸村も突撃していきますが、防戦というマクロ的戦略があって、そのための戦術としてたまに奇襲するんです。

だから、五丈原でも司馬仲達が籠城しますね。あれは正しいんですよ。孔明の方が兵力が少ないから、ひたすら籠城したら相手がひくしかないから。同じ構図は織田信長の長篠合戦、長篠合戦で織田信長は兵力が多いのに籠城しちゃうんです。発掘したら、石垣も出てきたのかな?。下手したら築城してますよ。だから、武田は突撃したんですよ。どうも信長は、砦は築いていたみたいだから。築城されたら、撃破できないから、突撃せざるを得なくなった。

司馬仲達も同じです。

この時、孔明は最後の戦いで、当然、自分は死ぬと。何を残すか?国を残してもいずれ滅びる。だったら、中国人に一番、必要な倫理観を身を持って示して死んでいく。ですから、犬死に無駄死にじゃないんですよ。

義の心がない民族だから、勝ち負け抜きにして、義を貫けば、特に庶民がわかる軍記物で、規範は残りますから。

諸葛孔明は、義の心、義の実践とは何なのかを中国の歴史に残した。これが孔明の偉業ですよ。

林雄介with,you。

〇林雄介公式HP(毎日更新中)
http://id40.fm-p.jp/65/yusukeha/日本図書館協会選定図書、全国学図書館協議会選定図書、多数の林雄介の学問と知恵をスキルアップさせる健全図書。↓。


「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)他超多数。

〇Googleブックスで読める林雄介の無料本!。