林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

なぜ、挨拶が大切なのか?。(=^▽^=)

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーな作家の林雄介です。(=^▽^=)

最近、相談を見ていてふと浮かんできたことがあるので書きます。

体育会系って苦手なんですよ。縦社会みたいで、苦手です。
しかし、文化系はフランクですね。ただし、挨拶はあるんですよ。

挨拶とか礼儀は何なのかな?と考えた時に、小さいときの躾と家庭環境なんですね。普通のご家庭なら、ありがとうとかお世話になりますとか、挨拶が当たり前にできる躾というか環境があります。ですから、ちゃんとした家庭で育って、ちゃんとした学校を出ていたら、習慣として礼儀作法が身についていますから、礼儀作法がない人間に対して違和感を感じます。

昔、とても偏差値が可愛らしい大学の副理事長さんや副学長さんに大学を見せて貰ったんですが、「おはようございます」から授業で教えるんですよ。小学校で見放され、中、高校で見放され大学に行ったらどうなるか、「挨拶の仕方」、教室で帽子をかぶるなとか、そこからスタートしてそこで終わるんですね。

結局、躾に失敗して、社会に出ていくプロセスで自然に礼儀作法が体得されていないと、大学生、社会人になってから礼儀作法なんか身につきませんよ。

礼儀作法がなかったら、目上、お取引先、同僚、確実に怒らせますね。で、いつも書くように社会的に実力がある人間はやりにくいんです。出世するプロセスで人間性が歪んでいくから。

なぜ、会社や組織が発展できないか?、出世できないか?。礼儀作法がきちんとできていないから、引き立てて貰えないんですよ。きちんと言葉に表現できて、具体的に実行し続けたら、引き立てて貰えますよ。礼儀作法と国語力と実行力がないから、お客様にも、お取引先にも社内でも絶対に引き立てて貰えないですよ。これが、まず、改善しないといけない壁です。

育ちの良さの壁の方が大きい。育ちの良さがあると、多少ぐれていても改善できるんですよ。安部譲二さんなんか橋本龍太郎さんの同級生ですよ、「堀の中の懲りない面々」を執筆されていますが、お坊ちゃんですよ。

中島らもさん、破天荒に生きましたよ、しかし、灘高校ですよ。

若いときに松下幸之助さんや田中角栄さんみたいな育ち方をすることはあっても、社会の大多数の社会的に成功している方、育ちがいいんですよ。

日本は縦社会といいますが、アメリカで大統領にタメ口を聞けるんですか?。集会なんかでは、タメ口を聞きますよ、パフォーマンスだから。しかし、一般的に大統領に会えないでしょう?会わせないし、会ってくれないですよ。

欧米はフランクですよ。理由は簡単なんです。階級社会で、階級の移動が日本よりはるかに難しいから、同じ階級同士でフランクにやっている。階級が違うから、目上もフランクに話しますよ、しかし、階級移動が難しいんです。日本は、階級移動ができる縦社会だから、礼儀作法にうるさいんですよ。今後、社会的階層、階級が固定化されたらアメリカみたいに表向きはフランクな社会になりますよ。それが幸せなのか疑問に思います。



林雄介with,you。

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