林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

鳩、猫などの惨殺事件について。加古川市など。通り魔、快楽殺人。

林雄介です。いつもありがとうございます。割とまじめな話をします。今から、10年以上前に、FBI心理捜査官がベストセラーになりました。アメリカの快楽殺人を扱った作品です。著者のロバート・レスラー氏の作品は何冊か読みましたが、私の経験則上、アメリカで起こったことは日本で起こります。だいたい、2010年以降に快楽殺人が日本でも定着する危険性があると友人や後輩達に話したものです。

兵庫県加古川市の猫、鳩惨殺事件は、今、検挙して監視をつけないと快楽殺人になる可能性が否定できません。複数犯なら(不良のいたずらなら快楽殺人にはなりません)、しかし、単独犯で20代~40代までの犯人なら間違いなく快楽殺人に変わります。ですから、センセーショナルなものとしてではなく、犯人を必ず検挙する必要があります。サカキバラ事件でも、動物からスタートして人間に変わったのです。

快楽殺人は、私は社会病理だと考えています。通り魔は、刹那的犯行ですから、ある程度、社会システムが整えば防げます。快楽殺人は、性癖ですから、社会システムを整えても一定割合で発生しうる可能性が高いのです。動物の惨殺で厳重監視をしないと人間になる。快楽殺人と通り魔、秋葉原や大阪の事件は全く別物です。通り魔は、ある程度は社会政策で防げますが、殺人が性的快楽に結びつく快楽殺人は絶対に一定割合で社会病理としてこれから、起こってくるのです。芽で積めば人間に行く前に止めれますから、基本的に動物を惨殺した人間は監視する仕組みにしないと危険です。で、犯人は120以上の知能指数の人間も多いですから、粗暴犯(通り魔はだいたいこれ)と違い社会性がある程度あり、下手すると学歴、経歴がありますからね。取り締まりづらいんです。警察官の読者の皆様にはご留意いただきたくお願いいたします。

林雄介with,you。

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