林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

私のこと、誰か知りませんよね?。大津市いじめ事件とブログ。加害者は国民が殺害したら殺人です…。

いつもありがとうございます。林雄介です。

来週、政治パーティーに呼ばれているのですが、「検索」からブログを閲覧されている方が増えたような気がします…。
私自身が、いじめ事件等を直接、陳情すべきというご意見があるようです。政治は、「数」が全てなんですね。ですから、私が陳情しても行政は動きません。

陳情対象の方に会う機会があれば伝えますが、逆引きで検索しているとは思うんですね。メールフィルターに引っかかっている可能性はありますが、「ご意見」宛先一覧の方から、私へのご意見はまだありません。

私も直接民主制的なご意見メールを送りましょう、みたいな市民運動のノリは嫌いです。嫌いですが、現に皆さんのご意見メールやマスコミ報道で、渋々、警察や行政が動きはじめました。直接民主制的な市民運動は、一歩間違うと大衆愚民政治になります。それが、恐いから、絶対に具体的というか、効果的なご意見メールの送り方を教えなかったのです。しかし、人が死んで、その真相が隠蔽される(大津市長は認めましたね?)不透明な行政運営は、法治国家日本では絶対にあってはならないことです。

昨日、加害者の殺害予告をした男性が逮捕されました。日本というか、普通の近代国家では、個人レベルでの私的制裁を認めていません。そのかわりに、警察、検察、裁判所が犯罪事実を認定し法務省が刑を国民にかわり執行します。逆に、行政の捜査というか、真相究明や犯罪事実の調査、認定、処罰の執行が正常に機能しなくなれば、個人レベルの私的制裁を抑制できなくなります。私的制裁の抑制のためにも、大前提として、行政が正常に機能する必要があると私は考えます。

林雄介with,you。

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