いつもありがとうございます。林雄介です。私は死刑反対論者で、少年法も厳罰化反対論者（原則）です。
ただ、最近の少年犯罪は少年法で対応が難しくなったようにも感じています。
まず、これは兵庫県神戸の事件なんですけれど、１５才の少女が祖母の知り合いの認知症の８０才の女性と知り合いになったんですね。そして、銀行に連れて行くお世話をしたと、その時にＡＴＭの暗証番号を暗記して、認知症のおばあちゃんの銀行口座から４６０万円を共犯者の少年、少女と引き出して（窃盗）、「嵐」に行ったり、嵐のグッズを買ったと。嵐は関係ないと思うんですが、まあ、遊ぶ金欲しさに数百万、認知症のおばあちゃんから強奪したわけです。（推定無罪）
社会全体のモラル、倫理観が低下していると思います。格差社会ですよ。日本人はモラルも倫理観もそれなりにあったから、少年法でも甘いんです。ところが、社会全体が格差社会化して、倫理観が低下した人間が出てきたら、一般的には厳罰化しないと抑制できなくなるんです。私は少年法に限らず厳罰化には反対しています。ただし、格差社会、もうアメリカのギャングみたいなのが出てきたら厳罰化しかないんですね。アメリカは３回、窃盗したら終身刑なんです。そこまでやらないと、治安を維持できないんですよ。これが格差社会ですよ。頭だけじゃなくて、倫理観、モラル、道徳観もなくなるのが格差社会です。だから、格差社会に私は反対しているんです。
ただ、現実問題としてアメリカ型格差社会になれば、厳罰化せざるを得ないんですね、治安が保てなくなるから。
ですから、格差社会をなくして、皆さん１億総中流でいいじゃないですか？と私は思うんですが。もう、豊かな日本の法体系、甘い法体系では、いじめや少年犯罪を抑止できなくなっているのが、悲しい現状です。
林雄介ｗｉｔｈ，ｙｏｕ。
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