いつもありがとうございます。林雄介です。
政府が予備費で尖閣諸島を購入するという暴挙に出ました。予備費とは災害等のために一定額をキープしてある予算です。予備費は、非常時に使うＢＳＥや鳥インフルエンザ、大震災等のための予算です。これ、２０億円と報道されていますが、予備費は最低限しかありませんから、天災や鳥インフルエンザ等が起こった時に対策費が出なくなりますよ。ＢＳＥは半年間、予備費を使わせてもらえなかったから大変なことになりました。
各省庁が自由に使えるお金はありません。政府が予備費をキープしてあるので、非常時には予備費を使いますが予備費の決済は厳しいから、狂牛病クラスでも半年間、予備費の決済がおりなかったのです。
民主党の思いつきで予備費を使って、例えば、豚インフルエンザで人から人への感染で海外で死者が出ましたが、日本で豚インフルエンザで死者が出たときの予算はないから、予備費を使ったら豚インフルエンザが凶暴化しても対策費ありませんよ。予備費はそういうことに使うためのお金です。年内に民主党は政権を失いますよ。これ、仮に他党が政権をとったら、予備費の残高がほとんどない状態でスタートですよ。
また、尖閣諸島基金には私も募金しましたが、この募金をどうするのか？。募金者に返金するんですか？。民主党政権の尖閣諸島購入は、予備費の意図と異なり、また、１４億円という国民の民意を無視する暴挙です。東京都がいったん購入してから、国と交渉するのが筋です。
なぜ、筋や仁義をきって尖閣諸島購入をしないのか理解に苦しみます。
林雄介ｗｉｔｈ，ｙｏｕ。
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