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作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

11、内閣総理大臣には参議院議員でもなれるの?(2012年衆議院選挙・解説:林雄介)

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こんな感じで解説しています!。

(2012年衆議院選挙・解説:林雄介)

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11、内閣総理大臣には参議院議員でもなれるの?(2012年衆議院選挙・解説:林雄介)

なれます。内閣総理大臣は、憲法第67条で国会議員の中から選ぶと決まっています。ですから、衆議院議員参議院議員国会議員ですから、憲法上は参議院議員内閣総理大臣に指名されれば、総理大臣になれます。ただし、戦後、参議院議員内閣総理大臣になったことはありません。

 

13、1人内閣って何?、総理大臣はどれくらい偉いの?(2012年衆議院選挙・解説:林雄介)

 内閣総理大臣は、閣僚である大臣を選ぶことが出来ます。そこで、まず、国会で内閣総理大臣に指名されたけれど、組閣(大臣の任命が間に合わない場合)、とりあえず、総理大臣が全ての大臣を兼任します。次に、衆議院の解散を決めるのは内閣ですが、もし、閣僚が衆議院の解散に反対した場合、反対閣僚を罷免(クビ)できます。そして、極端な話、全閣僚が衆議院の解散に反対した場合、全閣僚を罷免して、内閣総理大臣1人で内閣【1人内閣】を作り衆議院の解散をできますから、衆議院を解散できる権限は、総理大臣にのみあるといえるのです。

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