公務員試験に、ＴＯＥＦＬを導入する愚策があるようです。外交交渉力向上が目的らしいのですが、無理。
世界の大国って、アメリカとロシア、中国ですよ。アメリカがダントツですね。英語力じゃないですよ。まず、中国、アヘン戦争で欧米に植民地にされましたね。
インドも英語力ありますけど、英語力が交渉力じゃないから、核実験をしたんですよ。
第二次世界大戦前の大国というのは、アメリカ、イギリス、日本なんです。英語力じゃないんですよ。軍事力なんです。軍事力。アメリカの外交交渉力も最後は軍事力なんです。
外交交渉力に絞るなら、ＴＯＥＦＬより核弾道ミサイルを開発して、空母を持って、軍事力と経済力をつけるしかないんですよ。
欧米が認めた外交交渉力のある偉人はマキャベリですね。マキャベリは、イタリアが小国乱立していた時に、話し合いや権謀術数に限界があるから、拳で外交しろと言っていますよ。
交渉力は、語学力じゃないんですよ。基本は国力なんです。日本人も、ぶちきれたら何するかわからない民族ですから。日露戦争の日比谷公園焼き討ち事件、真珠湾攻撃、いざとなったら戦う団結力ですね。アジアで中国を返り討ちにして、さらに中国まで攻めて行ったのは日本だけです。ロシア、アメリカまで攻めて行ったのも日本だけです。やはり、イギリス、ドイツ、日本、アメリカは根性がありますよ。大英帝国に爆撃したのはドイツだけ。ドイツより長く戦争を続けたのは日本だけ。ドイツは首都ベルリン陥落まで戦っていますね。イタリアは根性がないから、第一次世界大戦も第二次世界大戦もすぐに降伏していますよ。ローマ帝国が強いんじゃなくてね、周辺国が根性がなかっただけですね。多分。
公務員試験にＴＯＥＦＬを導入しても無意味ですね。外交交渉力は、軍事力と経済力ですから。
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