林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

秘密保護法案は、治安維持法である。警察庁が主導で内閣情報調査室が法案を作っている。

いつもありがとうございます。林雄介です。(=^▽^=)

秘密保護法案ですが、内閣情報調査室が法案を作っている。内閣情報調査室というのは、警察庁からの出向者が大半なんです。

で、防衛省や外務省との中身のすり合わせよりも、警察庁との中身のすり合わせが多い。

これはおかしいんですよ。秘密保護法案は、米国の機密情報を日本から流さないように制定する法案です。ですから、防衛省や外務省がメインになる法案にも関わらず、国内治安を担当する警察庁が法案作成の主導権を握っている。

秘密保護法案は、米国の機密情報を漏らさないための法案です。CIAのカウンターパートナーは公安調査庁ですから、公安調査庁がある程度関わるのは仕方ないんですが、公安調査庁じゃなくて、米国の国家機密を扱わない警察庁がなぜ法案を主導しているのか?。

警察庁の仕事は、国内治安維持ですから、要するにこれは治安維持法なんですよ。

私の本に、何回か書きましたが内務省の復活阻止が政治的な使命であると考えています。内務省特別高等警察を持っていた。特別高等警察は、治安維持法を取り締まる警察です。
治安維持法は、最初は死刑はなかった。だんだん、罰則規定を重くして、言論弾圧をしたんですよ。だから、内務省は解体されて、幹部は公職追放されたんだから。

現行の憲法は、国民主権です。国民主権の下に、治安維持法を作ることは憲法違反になる。

皆さんは、民主党政権を作った。その前は、小泉純一郎政権を作った。今の格差社会の元凶は小泉純一郎政権ですよ。

警察庁主導の秘密保護法案だと、政権批判した人間の言論弾圧をしてきますよ。おかしな政権ができても、政権批判をできなくなりますよ。
秘密保護法は、言論弾圧ができる。一回白紙にして、ちゃんと考えた方がいいですよ。機密保護法じゃなくて治安維持法ですよ。

決めるのは政治家だから、最後は事務方の公務員、霞が関がツケを払わされる。秘密保護法案は、マスコミはどうでもいいんですが、官僚のクビをしめる法案になる。公務員の秘密保護を口実にマスコミ規制法案にしようとしている。マスコミ規制法案なら、マスコミ規制法案で出した方がいい。マスコミ規制法案にするために、公務員をダシに使うとあとで公務員が困る。
治安維持法だって内務省が解体されたわけだから、秘密保護法案も最後は、官僚が困るはずなんですよ。

林雄介with,you。

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