林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

林雄介と読書する会、「図解雑学、よくわかる政治のしくみ」解説1。

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いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

自著解説は難しいですね、この本は3回目ですかね?。ナツメ社さんからは「省庁のしくみがわかるとグンと政治が面白くなる」を出したんですが、このシリーズがなくなったので、図解雑学シリーズから「政治入門」を出したんです。

で、これはね、どこの選挙区にいっても、取材の新聞記者がいる、全国紙の新聞記者がいる、で、名刺を渡すと「ああ、作家さんですか」で終わりなんですよ。

しかし、図解雑学の政治のしくみの現物を持っていってね、見せると。「え、あの政治のしくみの著者の方ですか?どこどこで読みました。ああ、あの政治のしくみの」。と態度が変わるわけです。毎〇新聞さんでも、朝〇新聞さんでも読んでいますね。

国会議員は謙虚ですから、「政治のしくみで勉強させていただいています。とか、テレビに出る前に政治のしくみで勉強させていただいています」と言いますね。何人か政治のしくみを知らない人がいたから、あげたんだけれどね、読まない。で、事務所に置きっぱなしでね、全員落選しましたね。で、秘書さんが読んでね、その秘書さんは地方議員になりましたよ。
話を戻すとね、首相官邸は中は非公開です。5階に首相執務室、4階が閣議室ですが、1階以降は立ち入り禁止。官邸は官僚がいるから盗聴は無理。盗聴器をつけても、取り外されるし。自民党政権相手に民主党が盗聴器を仕掛けたら取り外すし、民主党政権自民党が盗聴器を仕掛けても、取り外すしますよ、官僚は自民党民主党に使えているわけではないから。現職の政権は守ります。例えば、社会党共産党が政権を取っても、システムを変えなきゃ、守りますよ。それが議会民主主義だから。

官僚という仕事でイデオロギーがあったら、官僚ではないんですよ。中津競馬廃止とか雪印廃止は辛かったですよ。私のイデオロギーは、失業者0だから、仕事で失業者を作らなきゃいけない、これが一番きつかったですね。

しかし、官僚はシステムだから、イデオロギーで動いたらダメなんです。
政治のしくみは、読めばわかりますよ。

あとは、例えば、憲法解釈、これは個人の尊厳、基本的人権の尊重国民主権、平和主義。芦辺憲法以降の学会の通説がこれなんです。改憲をやられると本を書きかえなきゃいけないし、さらに「憲法解釈が定着するのに数十年かかるんですよ」、司法試験だと判例、学会通説、通説の反対意見が出ます。入門書だから、学会の通説を書いていますが、戦後の憲法の古い教科書を順番に読んだんですが、通説が確定するまでに数十年かかったし、芦辺憲法放送大学の教科書ですからね。宮沢憲法、佐藤憲法、上杉憲法いろんな解説本があって、次は浦部さんだと思うんだけど、芦辺憲法も古典になったら、研究者しか読まないだろうなあ。何人か、有名な年寄りの弁護士のところに行くと芦辺憲法がおいてあるのね。冷静に考えたら、この人達が司法試験に合格した時に、芦辺憲法は通説教科書じゃないから、覚えていないわけですよ。だから、現役の著名な弁護士でも、芦辺憲法を読むんですが、民主党のクイズ王の小西さん、芦辺憲法の前の通説本は読んだことがないでしょうね。あの人は官僚だけど法学部ではないから。

皆さんが、読んでいてくれれば、改訂を繰り返してあと最低でも30年は、「政治のしくみは持つんですよ。改憲しても、あるいは仕組みがかわっても、極端な話、一院制になったり、共産党政権になったり、首相公選になっても、私がリライトできるんです。じゃあ、なんでリライトできるか?というとね、もちろん全政党とお付き合いがありますが、それがメインじゃなくてね、戦後、大日本帝国憲法日本国憲法になって、今の解釈になるまでの学会の通説本を全部読んでいるから、通説が変わっていくプロセスもわかるし、制度史の専門家だからですよ。」

制度史の専門家っていませんよ。立法の専門家もいませんけどね。学者は新しい発見をして論文を書かないといけないから、実務レベルの制度史や立法実務で論文なんか書けないから、学会を作れないから、教員ポストが大学にないから、本業で生活できないから、やれないんですよ。

政治のしくみのコラムに、愛国心がキーワードになったら、戦争になりうると書いてあるでしょう?。この本の初版は第一安倍内閣の時に出したんですよ。右斜化したでしょ?社会が。

一番笑えるのが、頭が悪いバカな左翼が、文字を読めないからなんだろうけれど、私の悪口を書きまくっているのね。インテリ左翼は、私の本を読んでいるから、批判しないわけですよ。私はイデオロギー本は書いていないから、保守でも、共産党さんでも両方に本の読者がいます。

面白いから、バカが悪口を書くのをスルーしているんですよ。河上肇の貧困研究が本業ですよ、私の本を読めば、河上肇や貧困研究が本業だとわかるんだけど、「河上肇」の貧乏物語すら、知らねえんじゃないのか?日本の近代貧困研究の基本書だけど。

支持政党なんかないですよ、国政に議席を持っている全政党の議員が読者で知り合いですよ。次世代、生活、公明、自民党民主党共産党、私の読者がいない政党なんかないんですよ。大地ですら読者がいますよ。維新もいますよ。幸福実現党も読者がいますよ。

林雄介で、皆さんも紹介したら、相手がわからないから、でかい本屋のナツメ社のコーナーに連れていってね、「政治のしくみ」を紹介して買わせて、この著者の林雄介さんと教えたらいい。現物を本屋に注文して、本屋で見せたら、すごいと思うんだけれど、名前だけだとテレビに出ていないとわからない。池上あきらさんも、一回、テレビに出るのをやめたんですよ。一回、引退したでしょ?。本が売れなくなったから、テレビに戻ったんですよ。

勝間和代さんも、本を書く努力より、本を売る努力が大切と断言したでしょ。しかし、水嶋ヒロ、あれはポプラ社のS社長が仕掛けたんだけど、作家、水嶋ヒロは消えて、S社長は亡くなりましたよ。だから、地道にやりなさいといつも言っているんです。

地道にやれば、消えにくいんだけど、手順があるから、水嶋ヒロも、5千部の本を5冊書いて、ペンクラブと文藝家協会に入ってから、ポプラ社大賞を取れば作家として消えなかったでしょうね。
売れるやり方と、消えないやり方って違いますからね。売れるやり方でやると消えるのも早いんですよ。政治でも、実権を持っているのは、田舎の県会議員とか、派閥の長老だったりするから、実権を持っている人間の名前は、一般人はわからない。わからないから、政治がどうなっているか?わからない。

これが、本に書けなかった、政治のしくみの真実ですね。表に出ている人間は、決定権がないか、政策立案の当事者じゃないから、実際に政策立案した人間はわからないんですよ。アベノミクスも誰が決めたかなんか、わからないんですよ。竹中平蔵高橋洋一さんは関係者であっても、個人のアイデアではないだろうし、リフレ派は増税なき経済成長を提唱していたから、なんで消費税をあげているんだ?と思うわけ。そうすると、財務省の意向で、リフレと増税を同時にやるというわけのわからないことをやっているんだけど、じゃあ、増税は誰が決めたか?。事務次官や幹部は調整役だから、財務省という組織としての意見であっても、合議制の日本だと、誰のアイデアかわからないんですよ。戦前の大本営石原莞爾満州国を作ったから、財務省の30代の課長補佐クラスの立案が組織決定になっている可能性が高い。役所は実務は、30代までだから、上は調整しかしないから、名前もわからない課長補佐クラスの立案が財務省のリフレ、増税同時進行になったと考えるのが自然なんですよ。

勝元財務次官が、悪いとか香川次官が悪いとか、いや田中主計局長の立案だとかね、マスコミが書きますが、たわけた話で、事務次官が政策なんか考えるわけがない。事務次官がやれる政策はせいぜい1個ですよ。研究しなきゃいけないから。官僚が生涯に立案可能な政策は数個。政策を研究していて、ちょうど自分が担当者になる確率なんか、限りなく0。下手したら、政策立案することなく定年になる人もいる。
ゆとり教育も、文部省のなんとかという審議官かなんかの政策でしょ?。20年ぐらい暖めておいて、やるんですよ。

私は、競馬監督課にもいましたから馬の病気から品種改良、海外の賭博のしくみまで研究しましたが、ギャンブルなんか一回もやったことがないですよ。有名なタレントもイベントにたくさん呼びましたけどね、仕事。タレントに興味なんか一切ないですよ。競馬の国庫納付金が増えるかどうかしか見ていないですよ。それが仕事だから。

代理店の社員がね、もしも自分がファンのタレントをCMに登用して、売り上げや企業好感度が上がらなかったら、人間のくずのごみですよ。依頼者は広告にお金を払ってんだから。上場企業で、親戚やファンのタレントをCMに出す経営者は犯罪ですよ。株主のお金を預かって、社員の生活の面倒をみなきゃいけない。社会的な責任、企業の最低限の社会的な責任は企業を潰さないことですよ。

私の公務員研修は、正当性があってやっているんです。私の読者の国務大臣を集めただけで、何個内閣を作れるでしょうね?数個以上作れますよ。官僚をやっていたから、本を書けるんじゃなくてね、大学時代から政財界との交友が数十年続いているから、本を書けるんです。

政治のしくみでも、政治資金団体から政治団体、いろんな作り方が書いてある。実務レベルの運用をしてあげた経験があるから、エッセンスだけ書けるわけ。参考資料0、1週間でこの本は書いたんですよ。参考資料を見ながら、1週間で本なんか書けるわけがない。

細かい数字や語句を間違えているといけないから、確認のために出来上がってから資料でチェックはします。もう1つ、私の本は、資料を見て書かないから、独特の言い回しがあったり、事務次官会議みたいに、正式名称ではない通称で書くことがあるから、盗作したらバレますよ。

林雄介with,you。

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公務員が最初に学ぶ教科書として、定番の「政治がわかる・はじめての法令・条例・政策立案入門」(林雄介著、ぎょうせい
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あなたも凄いカリスマ性が身につき世の中のカラクリがわかる日本図書館協会選定図書の「政治と宗教のしくみがよくわかる本」マガジンランド

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日本図書館協会選定図書、全国学図書館協議会選定図書、多数の林雄介の学問と知恵をスキルアップさせる健全図書。


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