林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

マイナンバー 職歴閲覧(検索回答)

マイナンバー 職歴閲覧→まず、大前提として、源泉徴収の関係上、税務署は職歴を知っていますからね、統一番号にすれば、職歴閲覧は可能でしょうが・・・。

税務署による私的職歴閲覧や職歴販売はない。と考えています。危ないのは、日本年金機構やけんぽ組合、地方自治体。

マイナンバーは、もともと、「税務番号」を作るための方便です。なので、「税務署が不祥事をやらかしたら、増税法案はすべて凍結されます税務関係の法案で、財務省が猛バッシングを受けます。

また、国税専門官の意識の高さ、国税庁は真面目な職員が多い。国税は見学にいったんだけど、「いま、あなたが入ったらタクスヘイブン研究がメインになるといっていわれました。」タックスヘイブンにやはり昔から、力を入れている。

で、1人馬鹿が、情報を売ったら、「納税拒否」の理由にされるんですよ・・・。国税側に否があれば、強気に出れないし・・・。

で、国税庁は「税額決定権」はありませんからね。税額決定権は、財務省主税局。徴収するのが国税の仕事。

地方税の納入も国税が調べた資料を自治体が使っているから、国税庁関係でマイナンバー漏洩が、特に悪意であったら、納税拒否される。システム・ハッキングも同じ理由で納税拒否される。

納税拒否されたら、国家破綻ですからね。自前の財源はないし、地方税国税が調査した資料を使っているから、国税に情報が集まらなくなったら、自治体が自前で徴収できないし。データそのものがないから。

マイナンバーで、「想定できる」、情報漏えいは、年金関係。消えた年金もあって、ネットで納入履歴を閲覧可能にするんじゃないのか?

普通に、マイナンバーを教えるようにという自治体や税務署を語るメールが来るでしょうね。引っかかって、マイナンバーを教える人間も出てくると思う。

ただ、マイナンバー単体では、お金にはならないんですけどね・・・。

愉快犯は出るかも。個人情報を特定する人たち。
一元管理しないって、嘘ですよ。半分ぐらいの行政情報は統合すると説明しているから、一元ではなくても、個々の機関ではなく、いくつかの機関ごとに情報管理するしくみになりますからね。

はやし。