林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

同和部落にも家紋は有りますか?(検索回答)

同和部落にも家紋は有りますか?

何度も書いたように、同和政策そのものが「徳川家康の関が原の合戦の落ち武者狩り説」を私は提起しているので、同和差別自体が馬鹿げたことです。

滋賀県は石田光成、羽柴秀吉の領地です。岐阜県は織田家の領地で、関が原の合戦があった場所です。同和部落と西軍の拠点が一致しますから、同和の起源は西軍の武将や落ち武者を匿った村人でしょうね。それ以外の起源もあるのでしょうが。「どうせ、たいした理由ではないでしょうね。」

劉邦とか家康って、頭悪いから嫌いなんですよ・・・。

次、同和部落に家紋があるか?以前の問題で、日本人の8割~9割は士農工商の武士以外です。ですから、明治維新前に苗字も家紋も持っていないのです。また、江戸時代に家系図の偽造ビジネスが流行したため、多くの菅原道真等の子孫と称する家系があり、偽造家系図を家宝にしている痛い家もあります。

私は独身で子供もいませんが、私の子供が私と同じ能力を持つことはありえません。同じように、菅原道真の子孫が、「賢い」ということもありえません。菅原道真より賢ければ、立派な子孫といえますが、菅原道真より「アホな子孫が先祖が道真」と自慢しようものなら、私が菅原道真なら、「しばきあげたくなります」。実際の、道真もそう思うでしょう。

650年だったかな、鎌倉時代まで遡ると、1億以上の家系が混じっています。ですから、読者の多くの皆さんとも10代から20代前までの先祖は私と共通しているのです。読者同士でもそうです。日本人は必ず、天皇家の血脈、藤原氏の血脈が入っています。源氏も平家も天皇家の血脈ですし、藤原氏天皇家の親戚ですから、必ず入っています。
ほぼ99%の日本人は藤原鎌足とどこかで天皇家の血脈と交じり合っているのです。鎌倉時代から日本に住んでいる99.9%以上の日本人が、神武天皇の血脈が必ず混じっているのです。

さらに遡れば、ミトコンドリア・イヴの血脈がすべての人類に入っているのです。ですから、同和云々というのは非常にくだらない話です。

血脈ほどばかげたものはないのです。秀吉は農民です。家康は土豪です。そして、信長は斯波氏の家老です。光秀は斯波氏の末裔です。
しかし、戦国時代に、血脈自慢をするとどうなるか?間違いなく織田信長に殺されたでしょう。岐阜に信長以前の老舗がないことからも、信長に挑発的な老舗は「潰された」であろうことが想像できます。

私は、信長の生まれ変わりではありませんが、同時代に先祖、老舗自慢をする美濃の商人がいようものなら「うざい」ので、信長の許可をとり、潰します。また、上杉謙信が、長尾家出身であるように、養子に苗字を譲り血縁が途絶えている家が大半なのです。公爵相当の摂関家であれば、100%血縁が途絶えているのです。

また、福沢諭吉が、血縁主義を全否定したように、頭がいい人間は血縁主義を認めません。実際に、劉備の息子や始皇帝の息子が救いようのない馬鹿であったり、信長の息子が普通の人であったように、血縁で能力が遺伝されることはないのです。ですから、空海最澄も血縁を残してません。浄土真宗は、親鸞に子供がいましたが、長男は救いようのない馬鹿、だったので教団を追放され勘当されたのです。

最近、ギャグとは思いますが、輪廻転生しているはずのダライ・ラマが「次は台湾の美少女に生まれ変わる」発言を行いました。ダライ・ラマ本人が1世と魂が違うことに気がついてしまったのかもしれません・・・。
(宗教なので、控えますけど、生まれ変わりで魂を存続させることはできません。代々のダライ・ラマの霊が守護霊としてダライ・ラマとなったものを守ることはありえても、魂を継続させることはできないのです。肉体を持って生まれてくるのは、いろいろな環境に性別に宗教に生まれてくるためなので、同じ環境で生まれてくるなら、肉体いらないんですよ・・・。)

モーゼもイソップも奴隷です。ですから、出自というのは無関係なのです。また、極度に名門病で出自にこだわる人間は、間違いなく、差別されるような環境に生まれ変わります。そうやって、バランスのある人間を数万年単位で育成しているのが地球の存在意義なのです。

家紋は、「日本人の大半が明治以降、勝手につけたものですから、家紋の有無を論じることが無意味です。」
また、江戸時代、三つ葉葵の使用は犯罪でしたが、「皇室の副紋であり、豊臣家の家紋であった桐紋を町民が使用することを幕府は黙認し、豊臣家や朝廷の権威を低下させようとしました。ですから、桐紋を使っていた町民も多かったのです。」さらに、家紋と氏の一致も、わざと「家紋」を変える武士がいましたから、氏と無関係の家紋になる事も多いのです・・・・。

以上です。

はやし。