林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

笹川良一の在日疑惑が謎・・・。

まず、米国CIAのエージェントは事実だと思う。岸信介人脈もCIAだし・・・。

在日疑惑が謎なんですよ。「統一教会」は、「反ソ連」でコラボしただけ。
戦前の右翼は、「大アジア主義」だから、アジア人と欧米人の戦いがメイン。韓国が反日を真剣にはじめたのは1990年代以降。で、李承晩が勝手に捏造した反日史観が広まったのは、1990年代以降。それまでは軍政やってたし、反共の拠点だし。ソ連がなくなるまで、日本は韓国と反ソ連をやっている。それが、ソ連が崩壊して、「仮想敵国」がなくなったから、日本相手の反日を本格的に、はじめた。

笹川良一が死んだのはトウ小平が死んだ1995年。ここから、中国の江沢民反日を本格化させる。笹川良一とかトウ小平世代は、反中反日をお互いにやっていない。笹川の死後、反日が本格化しているから、今、笹川良一が生きていたら、「反韓活動をしている」と思う・・・。

パククネの父親のパクチョンヒも「反日活動」をしていない。トウ小平反日活動をしていない。1990年代以降に反日を本格化させているから、日本の仮想敵国がソ連から中国と韓国に変わったのは、最近なんですよ。
日本は、北朝鮮葉は想敵国にしてあったけれど。中国は仮想敵国ではなかった。ソ連が仮想敵国の筆頭だった時代の人たちだから。

大陸系右翼は、アジア人を大事にしてるし、アジア人を大事にした歴史上の人物を在日認定したら、「脱亜論」を書いた福沢諭吉も在日になるけど・・・。

在日コリアンも、韓国系(民団)と朝鮮系(総連)で戦っていた。で、民団系とは、笹川良一は繋がりがあるのかもしれない。というか、民団と総連がコラボしている今が異常なんですよ。これ、民団も総連も「本国で犯罪になりますよ」、「韓国と北朝鮮は内戦中だから、敵対国の団体同士のコラボは、本国だと反逆罪になる。」

在日すべて憎しの議論はおかしい。反日をやっている在日憎しまでは、理解できます。もともと、民団と自民党はコラボして、総連と社会党はコラボしていた。仮想敵国の筆頭がソ連だから、時代背景を無視して、在日を擁護したという批判は異常ですよ。反日をやっていない。ソ連北朝鮮と戦ってたんですよ。

向こうも、歴史が混乱している。戦前は、大アジア主義で、敵は「欧米」。
戦前の右翼は、アジア主義
右翼の敵が、欧米から反日国に変わったのは1990年以降。

はやし。