林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

葉山 ナンパ、公務員研修(検索回答)

職務時間に官公庁ドメインで閲覧しないように・・・。

人事院の同期が育休から復帰し、定期的に人事院チェックがブログに入るのは、この時期、公務員研修で、「ナンパしたり」、「はめを外す馬鹿」があとを絶たないからだと思います。

まず、私の「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」と今は時代が違うのです。
1、ツイッターやSNSの発達。2ちゃんねる等の普及。
ナンパしたら、相手にネットに書かれる危険性がある。葉山は、昔はスッチーとかいましたけどね、今、正規職員が減っているし。悪意がなくても、「経済産業省のキャリア官僚の人達に、葉山の海でナンパされました」みたいな、自慢かよ?的なことをツイッターやSNSに投稿されたら、「抗議きますよ、本省に・・・・」。

役人のナンパなんか、「どこから?来たの」ぐらいしか聞かないと思うんです。修学旅行のノリで、「声をかけました」までですよ・・・。本当の遊び人なら合コンに行くし・・・。集団のノリで、「生まれてはじめて声かけてみました」のノリで、「成功事例」を聞いたことがない。
もともと、遊び人なら、集団研修でナンパしたら、排除されますからね。絶対にやらない。

見合いや婚活ならともかく、遊び相手として官僚が人気があるとも思えません・・・。ですから、成功率そのものも低く。加えて、リスクが高すぎるんですよ・・・。

海でナンパして、お姉ちゃん達と写真を撮って、それツイッターに投稿されたら、「本省に苦情来ますよ。」

2、葉山の研修所は、「混浴ジャクジー」も話を盛ってますからね。嘘は書いてないけど・・・。本出したあとに、ねちねち、女子に批判されるし・・・。
本では、「混浴」と私が騒いだから、女子がジャグジーに来なくなったというのはオーバートークで、「これ、男女別々に入った方がいいのかな?」ですよ・・・。で、自然に女子と男子が入る時間がわかれたんです。
法務省の女子とか弁護士とか警察官僚がいるのに、「逮捕されたいです」アピールなんかしませんよ・・・。

結局、1週間後に海水浴に行って、海で水着を見られるなら、ジャグジーでも同じじゃないのか?というか、主にそういうの気にしないうちの女子が普通に男子とジャグジーに入りだしたのです。そもそも、ジャグジーは、男女一緒に入れるように水着にしてあるのです。別れてジャグジーを使う方がおかしいんですよ・・・。

20代前半ですからね・・・。今、同じ状況で、あんなハイテンションなことできませんよ・・・。初任者研修は若いし、まだ、役所同士のしがらみがないから、はしゃげますけど、課長研修、課長補佐研修で、はしゃげたらすごいですよ・・・。上司が狭山のフィリピンパブにみんなで行ってきたらしいけど・・・。みんなで狭山のスーパー銭湯にいった話をしたら、「林君達は、まだ子供だから。課長補佐研修は、みんなでフィリピンパブいったよ。」と仰ってました・・・。

私の時代でも、地方研修行っても、地元の新聞社3社か4社呼ばれて、一面に載った。ですから、ネット時代にはめ外すの危ないと思うんですよね・・・。FACEBOOKで情報共有してないか不安ですよ・・・。

勤務時間外であっても、税金で遊んでるようにしか見えないし・・・。
遊ばせないように、課題を大量に出すんだけど、課題やってから遊んでるし・・・。技官の可愛い女の子が、「課題、難しい」と言ったら、大臣レクより大量の官僚がわいてきて、課題の解説してるし・・・。
あと、院卒も多いし、技官もいるから、どんな課題を出しても研修生に1人は専門家いるし・・・。法律や国会答弁作ってる人間が、研修の課題をクリアーできなかったら国の運営が止りますよ・・・。

公務員研修の本来の目的は、「セクショナリズムを解消するために各省庁の職員を友達にすること」ですよ・・・。勉強が必要なら、研修なんかいらない・・・。交流がないから、役所同士で不毛な争いをするから、最初に友達にしておけば、セクショナリズムをなくせるんじゃないか?というところからスタートしたんですよ・・・。
本来の目的は、交流。ただ、税金使って遊んでると思われるから、研修にしてあるんです。別に、政策目的は、セクショナリズムの解消だから観光旅行させてもいいんですよ・・・。

はやし。