林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

デブは優性遺伝子、デブは正義。

デブは優性遺伝子。人間が飢えやら飢餓から抜け出せたのは最近です。

飢餓の時代、縄文時代でも冬はドングリを食べていたんですよ。ちなみに余談ですが、熊は食べ物があると冬眠しません。ですから、動物園の熊は冬眠しないんです。餌をとめたら冬眠しますが…。

飢餓の時代は、脂肪を蓄積する人間が生き延びきたわけです。痩せる人間は飢餓の時代に死んじゃうんですね。ですから、人間は肥るようにできているんです。

もしも、肥らない遺伝子、飽食の時代はデブは生活習慣病で死ぬから、痩せる遺伝子が優性遺伝子になるかもしれません。しかし、もしも肥らない遺伝子を人間が身につけたあとに、氷河期や飢餓の時代がやってきたら、人間が絶滅しちゃうんですよ。

ですから、人間は肥るのが正しい。正しいんですが、節制すべきです。平安時代の貴族の死因は生活習慣病、普通の人は栄養失調なんだけど、貴族は生活習慣病歯周病で死んだんです。

はやし。