林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

10月15日「衆議院選挙の候補者向けアンケートの回答の仕方」

選挙で、アンケートを送ってくる場合、中立的組織からのものもあれば、敵対する組織が足を引っ張るために送ってくることもあります。

環境団体のように、自分達の主張に近い候補を探すためのアンケートもあります。

菜食主義でも、そうですが、動物の霊と植物の霊であれば、植物の霊の方が強烈なこともあります。

生きていた年数の問題なので、100年、200年の樹齢の木を切り倒すと人間以上に強力な霊がやどっていることもあります。

鯨だから、牛だから、稲だから、霊や魂がないわけではないのです。大きさ、密度、質の問題がありますが、虫でも動物でも、植物でも魂があります。ですから、菜食主義なら良いとはいえないのです。

話が脱線しましたが、選挙のアンケートは、立憲民主党、国民民主党、維新などの場合は、「自民党より数値を上乗せするのがベターな対応です。

しかし、 「医療費を無料化するとか、原発を即時廃止するとか実現不可能な政策は、その政策に政治生命をかけている候補は別ですが、普通の政治家は、回答しないか、原発を減らしていくべきだが、低所得者や町工場への電力費負担を考えると即時廃止することは困難」と回答すればいいのです。

あまり、頭の良くない候補は、よく考えずに、医療費無料化、消費税廃止、原発即時廃止のような実現不可能な政策にイエスと回答するのです。

野党の候補者への指針は、「自民党より上の回答。自民党定額給付金を10万円配るといったら、15万円にするとかそういう回答をすればいいのです。絶対に20万とか30万円と答えるべきではありません。」

政府案は、実現可能な数字なのでその20%~30%アップして回答すればいいのです。50%、100%アップの回答は、大多数の有権者から見れば、実現不可能なことを回答する嘘つきにしかみえないのです。

与党は、政府指針から外れると当選した時に、嘘をつくことになるので、「実現可能な範囲で国民の最大幸福を実現する」といった回答をすればいいのです。

林雄介