林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

小沢経世会。

私は、小沢経世会〔通称、民主党〕の事業仕分けそのものを否定していない。
赤字国債があって財政再建するために、かなりの行政組織を削減するなら理解できます。なぜ、同時にばらまきをやるんだ?緊縮財政なら緊縮財政でやったらいい。しかし、子供手当や高校無償化で、自民党時代より10兆円予算規模が大きくなっている。

一貫性がないし、ツケを先送りして、将来、子供、孫世代が地獄をみるから、連合の既得権益をなくして、仕事をわけて助け合って失業率を減らして、世代間格差、世代間不平等を減らして、全員、日本人で今の組合員を守ってもその子供、孫世代が苦しむ。
国債を減らすかなくして、最低規模の行政組織で議員も減らさなくても賃金を下げればいい。公務員と国会議員を減らさずに賃金を下げて、一人当たり年収を300万円程度にして、住宅費を減らすか、最悪、住宅の国営化。

所得税法人税をなくして、消費税を100%にしてもいい。または、法人税をなくして、自営業も給与にして所得税だけかける。自営業は、経費の私的利用のチェックが難しいから所得税法人税、消費税この3本をうまく組み合わせないといけない。

『ニッポンの農業』〔林雄介著、ぎょう