林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

「寝ること」と「ゴマのすり方」。〔人間関係〕o(^▽^)o

こんばんは。林雄介です。いつもご愛読いただきありがとうございます。

ちょっと、前記事で話が飛躍というより完全脱線しましたので、「緊張感の維持は無理」というテーマで書きます。また、最後は違う話になると思いますが…。


ブログは編集をしません。ライブな文章を載せたいので。



過疎地の病院に一人お医者さんを何千万で呼ぶのは難しい。
結局、一人で背負うわけでしょう?だったら、1千万円で三人シフトの方が楽じゃないですか?。

一生いてもらわなくても、田舎で休みたくなったお医者さんに来てもらったらいいと思うんですね。
クリニックって結構、ありますよ。
9時にきて7時に終わる仕事って、魅力的なんですよ。
若いときに、オーバーワークが続いているから、労働時間が短い、夜勤がないって魅力的なはずです。医者を確保するには進学校がいる。
子供の進学問題さえ解決できれば医者なら地域に呼べます。通学1時間以内の場所に確実に東大、京大にいける進学校を全国に再編成したらいい。だんだん脱線しますね。

話を戻しましょう。
政治より、読者の幸せを追求するブログを目指していますから。


私は、政治というのは個人の幸せの実現をサポートする究極のサービス業だと思うんですね。

まあ、おいといて、夜勤で365日、3千万円を払うからずっと治療できるようにスタンバっているのは無理です。


軍隊も、基本は兵隊を疲れさせないこと、兵隊が疲れたら負けますから。


ですから、勝負に勝つ方法って、受験でも、集中力×時間なんですよ。総時間量が多くても、集中力が低下していたら不効率なんですね。

いかに集中力を高めて、効率的に勉強したり働くかが大事なんですね。


つまり、休み方が大事なんです。


佐々淳行先生のあさま山荘事件でも、県警本部長を休ませるんです。長野県警が精神論で猛反発するんですよ。佐々先生の文庫を読んで下さい。
本人は、頭が良すぎて警察庁で出世できなかったと仰っていますが、多分、官僚としてゴマをするのが下手だったんですよ。
後藤田正晴副総理、戦後の官僚の神様みたいな方ですが、わかりませんよ、わからないけれど、警察庁長官、官房副長官〔官僚の頂点〕をやって政界入りしているでしょう?


田中角栄とゴルフに行ったら、田中総理のボールをポケットに入れておいて、オービーとか池に落ちたときに、ポケットからボールを出して、「総理ありましたよ。」って言える人のはずなんです。


法案なんか課長補佐が作るんですよ、準課長まで。事務次官は政治家にゴマをすって、言いくるめて法律を通して、予算をとらないといけないから、政治家と事務次官が仲が悪かったら下が困る。

局長までは頭でもいいけれど、決済権が次官にないから大臣とか総理を言いくるめてもらう才能がいります。国会に議決権があるから。


官僚達の夏の風越さんも、絶対にゴマする才能ありますよ。前の次官には好かれているから。
同期から次官が2人でたから、多分、仲が悪い政治家もいたけれど好かれている政治家もいたわけですよ。


まあ、おいといて、佐々先生の話に戻すと休息をとらないと正常な判断力がなくなるんですね。

だから、不祥事を起こした企業の社長が失言とか連発しだすの。失言がでるということは、最悪の事態の想定もしていないし、正常に判断できなくなっているのね。


不祥事を起こしたら、どうするかの準備と対応者を必ず休ませる準備、あと、事件だとマスコミも取材する側も寝ていないから、荒れる。


豊臣秀頼淀君を滅ぼした大阪城攻めで、大砲を打ち続けて寝させない作戦にでたじゃないですか、徳川家康

あれで、判断力を奪ったわけですから、昔の冤罪事件も寝させないで嘘の自白を認めさせるのね。


空腹と睡眠なら、空腹より寝させない方が拷問になりますからね。

寝ないと錯乱するし…。

寝るということを、本当に脱線しまくりましたが、大切にして下さいね。



林雄介with,you。

「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」、「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」(ナツメ社)、「絶対スキルアップする公務員の勉強法」、「絶対わかる法令・条例実務入門」、「ニッポンの農業」、「公務員の教科書〔算数・数学〕」(ぎょうせい)、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)