林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

子供に玩具を与えないこと。ゲーム脳は疑似科学。o(^▽^)o

いつもありがとうございます。林雄介です。o(^▽^)o

幼児教育の勝負は、玩具の数をいかに減らすかです。たくさん玩具があったら、飽きっぽくなる。飽きっぽくなったら勉強しなくなりますからね。o(^▽^)o

玩具は、2つか3つあったらいいわけ。10も20もあったら、一つのもので遊ばないから、忍耐力と根気がなくなります。一つの玩具しかないからいろんな遊び方を考えるわけ。飽きっぽい性格が幼児期に出来て、その延長に学校教育があるんですよ。一つの玩具で遊び続ける根気も忍耐力もない子供が、勉強なんかもっと根気と忍耐力がいるから、勉強するわけがない。

頭の良さは、玩具の数とだいたいは反比例します。玩具売り場で子供が玩具を欲しがっても絶対に買ったらダメなんですよ。欲しいものが手に入らないというのも忍耐力だから。

英才教育って英語とか習わせることじゃないですよ。根気と忍耐力をつけるのが英才教育ですよ。英語を幼稚園で習っても、確かに聞き取る能力は上がるんです。しかし、たいして難しいことではないから根気と忍耐力があれば大学、社会人になってから身につけれますよ。

あれこれ与えることより、根気と忍耐力。次が国語力。暗記ものは成長さがあるから小学校ではあまりあてにならない。
で、親が勉強していなかったら子供は絶対に勉強しない。頭の良さではなくて、勉強に対する価値観が遺伝するんですよ。親が観ているテレビの時間と同じだけはテレビを見ますよ。ゲーム脳って疑似科学がありますが、ゲームをやっているインテリたくさん周りにいますよ、専門職で。ゲームそのものが悪いんじゃないんです。ゲームしかやらないことが問題なんです。ゲームを1時間でやめて、2時間勉強する、これも忍耐力でしょう?。これが、産まれてから小学校に入るまでに身に付けないといけない一番の能力です。根気と忍耐力。で、運動神経がなくていいから、体力がいる。幼稚園から水泳をやって、中学で剣道をやって、運動神経がないから運動はできないんですが、本を書く基礎体力意識せずに体を鍛えられていたと。勉強って体力がいる。野球とかサッカーだと勉強する時間がなくなるから、弱い剣道とか弱い水泳、選手になっちゃうと勉強時間がなくなるから。

林雄介with,you。

「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)