林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

砂糖や白米がいかに健康にいいか。

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いつもありがとうございます。林雄介です。o(^▽^)o

砂糖というと小学校の時に読んだ角川書店の日本史探訪で薩摩藩の借金を返すために奄美大島でサトウキビの強制労働をさせて、まあ、これが薩摩藩財政再建になったであろうという話です。

映画の「武士の家計簿」でも超高級な贈り物として薄給の堺雅人仲間由紀恵さんにプレゼントして大感激するんですね。よくする話ですが、大病を患って高麗人参か白米かどちらを食べさせるかということで、白米を食べさせたら病気が治ったと。当たり前に白米や砂糖がありますから過剰摂取が問題になったり、玄米や発芽米がいいといいますが玄米や稗粟、の無農薬、有機野菜の栄養失調ギリギリの粗食をしていた農民に砂糖や白米を食べさせたら大病が治ったと。白米の話のネタもとは井上ひさし先生ですが。

白米に憧れて軍隊に入ったら白米を食べれるんだってことで、日露戦争で陸軍は森鴎外が白米を出しまして脚気で大量に死んだんですけれど、白米はもう日本人の命であると。

また、日本昔話でなんか赤飯を一杯、瀕死の病気の娘のために庄屋さんからお父さんが盗んで人柱にされたりしております。

そうしますとね、必ずしも私は白米は健康に悪い、砂糖は健康に悪いとは言えないと思う。要するに飽食なんですと。また、貧しくなれば、炭水化物系のデブになってやはり健康に悪いということなんですね。

もちろん、21世紀には21世紀の安全性、食の安全性、これは利権、しがらみを打ち破りまして、食の安全性は守らないわけです。しかし、グルタミン酸ナトリウムでも、砂糖でも白米でも、昔は薬です。イタズラに健康被害を強調する動きにも林雄介は疑問を感じるわけでございます。

林雄介with,you。

「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)。