林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

火力発電が止まったり、原発が止まったり…。これは世論操作なんでしょうか?o(^▽^)o

いつもありがとうございます。林雄介です。o(^▽^)o

2007年問題というのは、団塊の世代が定年退職することでアナクロな技術が引き継がれなくなることなんですね。実際は、嘱託で団塊世代が残っていますが。ただ、電力供給は団塊世代のエンジニアがいないと運用は難しいと思うんですけどね。これが、火力発電、水力発電をメインにして原発の即時廃止は無理だと考える理由です。ただ、将来的には原発は廃止すべきです。
しかし、関西電力原発を非常停止させたり、火力発電がトラブったり、どんどん電力供給が減っています…。

以前、書きましたが、「情報操作、世論操作の基本はカオス状態にして、わけが分からなくして考えさせないこと」です。火力発電も止まり、原発も止まり、とにかく電力不足なんだという世論操作をするために本気で電力会社が、火力発電を止めたり、原発を止めているなら非常に高い情報操作力と言えます。九州電力のやらせメールも社長が辞任予定で、「内部告発」を見越した上でのやらせメールなら、「怒りを分散させ、何に怒っているのか?わからなくさせる」という情報操作の基本に忠実です。

「肉を斬らせて、骨を打ち砕く情報操作」とは、このように行うのです。

ただし、日露戦争のときに明石大佐がロシア革命を助けたように、この手の謀略はコントロール不可能になるのです。実際に、ソ連ができちゃったし…。

わざと、電力会社が原発は必要、節電してね、電気代も上げるからキャンペーンのために原発を止めたり、火力発電を止めたり、ダムも決壊しそうで怖いですが、偶発的な事故なのか、わざと電力不足を深刻にしているのかわかりません。また、火力発電や水力発電をフル稼働させて保守点検する技能は今の電力会社にはないと思います。1990年代ならやれたかもしれませんが…。

林雄介with,you。

日本図書館協会選定図書、全国学図書館協議会選定図書、多数の林雄介の教育に役立つ健全図書。↓。
「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)他多数。