林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

反原発デモ隊と野田首相の対話は無意味。国民が主役だから、政治家はいらない。マニフェスト=嘘つき合戦。

いつもありがとうございます。林雄介です。

野田首相は、場合によっては来週にも問責決議が可決され、参議院で消費税増税法案が否決されれば衆議院での再可決は不可能です。

ですから、反原発デモ隊と野田首相が対話をしても、「そもそも、いつ首相を解任されてもおかしくない状態で、何を約束するのでしょうか?。」

鳩山由紀夫氏と菅直人氏に至っては、なぜか反原発デモに参加しているという、与党なのか、市民運動家なのかわからない状態です。

小沢一郎民主党党首は、「国民の生活より、議席が第一」を結党してしまい、「何がやりたいの?」状態です。つまり、小沢一郎民主党元党首、鳩山由紀夫民主党党首、菅直人民主党党首が、民主党そのものを否定するという、やっぱり政権がとれればマニフェストは嘘で良かったのだという民主党の「烏合の衆化」を体現する結果となりました。ですから、「マニフェスト→正反対のことをやる」と国民が判断せざるを得ない状況にあります。
小沢新党は、絶対に消費税増税をします。消費税増税でなければ、消費税を「福祉税」に名前だけ変えて増税するでしょう。「国の状況が変わったとか君子豹変とか、わけのわからないセリフ」で原発も推進しますよ。消費税も原発も小沢さんは推進者ですよ…。
私は、原発全廃には反対します。代替エネルギーの開発に5年、10年は必要です。また、国民のライフスタイルそのものを変えざるを得なくなる可能性が高いのが脱原発のエネルギー政策です。火力発電等が停止すれば、さらに電力不足が起こります。そもそも原発オイルショックに対応して代替エネルギーとして推進されたものです。病院や経済活動そのものが停止しうる原発全廃は無理です。というより、経済活動の悪化、インフラ停止の可能性を踏まえ、国民投票原発問題は決めるべきです。極端な節電に国民が耐えうるなら原発全廃は可能だからです。国民に直接負担を強いる政策は直接投票すべきなのです。
林雄介with,you。

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