林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

どういう近未来を実現するのか?。2、(=^▽^=)。肉体労働と知的労働の両立により聖人を育成する。

いつもありがとうございます。林雄介です。o(^▽^)o、続きです。

つまり、学問立国、学問振興をしても、全員が知的労働をするわけではないのです。ギリシア、ローマは肉体労働軽視から奴隷制を導入しました。もちろん、科学の発達で例えば家事労働が軽減化された。様々な肉体労働が機械に置き換わったわけで、その分は知的労働に時間を割けますが、禅宗で炊事、掃除、料理を重視しているように肉体労働的な要素は仏性の発露、学びの道として絶対に必要なのです。これが、ギリシア、ローマ、キリスト教にはない東洋の英知です。世界政府でも、禅宗的な労働観を世界に普及していく、また、世界政府では皆さん、博士号まで取得して頂きますが禅宗的労働観、つまり、雑多な仕事、家事労働、単純作業に仏が宿り、神様が喜ぶカルビン派的労働観を根底に社会を作らなければ、不毛な議論だけをし続ける役立たずな人間百科事典を増やし、結果としてより地球はめちゃくちゃになるのです。学問振興の大前提に、禅宗的労働観、道元さんの仏性の発露としての労働観がなければ歪なローマ、ギリシア時代の再来でしかないのです。

こういう労働観のもとで、「全人類誰が世界政府大統領、アメリカ大統領、内閣総理大臣になっても問題がない学問振興と健全な労働観の確立を行うことではじめて、世界中の人が博士号をとれる世界政府の実現が可能になり、また、本当に作る意義がある世界政府となるのです。
知的労働は肉体労働より上ではないですよ。家の運の話を書きましたね?。先祖が黙々と肉体労働に従事している家は運がありますよ。人が嫌がって、肉体労働より知的労働が上と思っている人がいるから運を貯めるのに肉体労働ほど最適なものはないのです。これが、晴耕雨読の本来の意味です。肉体労働と知的労働のバランスにより、賢人、聖人になれるという教えが晴耕雨読の本来の意味なのです。

林雄介with,you。

日本図書館協会選定図書、全国学図書館協議会選定図書、多数の林雄介の教育に役立つ健全図書。↓。
「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)他多数。