林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

織田信長が茶器を愛した理由。o(^▽^)o喉も痛いなう。お疲れ様です。

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーの林雄介です。(=^▽^=)

信長のシェフ」という漫画があります。実家の近所の長良川金華山岐阜城がたびたび登場していますが、写真をみて書いていると思いますが山並み等の風景描写が非常に正確です。ただ、金華山国有林なので、信長さんの時代と樹木や地形が違うと思います。さて、織田信長は茶器に凝った、信長のシェフ172ページに「信長は上洛した後、名物茶器の魅力にとりつかれ」とありますが、私は信長は茶には興味がないと思うんですね。茶室は密会に使えるんですよ。で、明治維新薩長が欧米文化を江戸に持ち込んだように、成り上がりの信長は新しいステータスシンボルを作る必要があったと思うんですね。それが、お茶なんですよ。

あの比叡山を焼いた織田信長が茶器に夢中になった、お茶は価値があるんだと家臣団に思わせるパフォーマンス。松永久秀が信長に反旗を翻した際に平蜘蛛〔茶釜?〕とひきかえに助命するんですね。久秀は自分で平蜘蛛ごと爆死しますが…。
信長は茶釜に興味はなかったと思うんですね。茶をステータスシンボルにして、茶を独占することで、茶釜一つで家臣団を動かせるから楽じゃないですか。家康と秀吉は、刀の大量生産をして褒美に刀をあげているわけです。領地や金銀ではなく、独自のステータスシンボルとして茶道の茶器を使いたかっただけだと思うんですよ。コストパフォーマンスが高いから。みんなが茶道にハマり、なおかつ茶器を独占できれば、褒美に使えるから。新興宗教の手口に似ていますね…。クローズド・サークルの序列や権威なんか無意味ですよ。最近、ギャグで書いていたフリーメーソンフェイスブック勧誘、ニュースで見て苦笑しました…。東洋人をターゲットにするしかないですが、日本も定着率低いみたいですね。フリーメーソンが頑張っても、ハリーポッターより神秘的な世界は作れないから、まあ時勢でしょうね。

林雄介with,you。

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