林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

大津市いじめ事件、加害者の人権擁護と野田総理が動きましたから。(首相官邸等へのご意見、苦情の御礼。)大津市いじめ事件火消し。

いつもありがとうございます。林雄介です。

大津市いじめ事件は、大津市役所や大津市教育委員会がいじめ事件の不透明な隠蔽を行った可能性が極めて高い事件でした(10日前)。大津市ルールで、国が決めたルールを無視するのは行政の崩壊です。そこで、大津市ではなく行政の最高責任者である野田佳彦内閣総理大臣宛の、「ご意見」を皆様にお願いいたしました。そして、国民運動的に、警察庁長官や野田佳彦内閣総理大臣も、大津市いじめ事件を知り、事件について、一般論として言及しました。(一般論としてと言っても、個別の事件名をあげたら一般論じゃないですから。)今日の裁判でも大津市第三者委員会の結論後の和解を希望しています。(総理がいじめ事件に言及するレベルに事件が問題視されて、第三者委員会で、「やっぱりいじめはなかったとか、自殺と因果関係がないとか言わない。(国に大津市が潰されます。)」

次に加害者側が、いじめ等の非行事実について否定している旨の報道がありますが、事実関係以前に、加害者は黙秘権がありますし、弁護士の下で正当な弁護活動を受ける権利があります。
大津市いじめ事件は、行政が機能しなかったり、警察のお役所仕事的な被害届不受理問題があります。しかし、行政の最高責任者である野田佳彦内閣総理大臣がいじめ事件に言及しています。これで、行政が機能しなかったら、倒閣とか別次元の世界の戦いになります。

いじめ加害者も最初の頃の私のキツい記事の時点では警察が動いていなかったのですが、すでに大津市教育委員会や皇子山中学校、加害者が捜査対象になっています。
法治国家法治国家として機能した以上、いじめ加害者を皆さんが裁くことは犯罪です。リンチや私的制裁も日本ではできません。いじめ加害者バッシングや加害者家族の個人情報晒しもやめて下さい。非行事実等の最終判断は裁判所の仕事です。そして、裁判所が確定判決を出すまで、加害者は推定無罪ですから、犯罪者ではありません。(気持ちはわかりますが、)皆さんが決めることではなく、裁判所が決めることです。

最後に、首相官邸等にご意見をお送り頂いた皆様方に心より御礼申し上げます。
林雄介with,you。

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