いつもありがとうございます。林雄介です。
何回か書きましたが、論語は大学以降に読んだんです。王陽明から中高時代に学んだんですね。王陽明から孟子、四書五経に私は進んだんです。
まず、中国の古典、これは人間として最低限の教養なんです。詩経と老荘が一番難解で、儒教が一番簡単です。易経も還暦を過ぎたらマスターできるかもしれません。老荘のマスターは私は無理でしょう。マスターしたら、空飛べますから。無理。
中国人という枠組みでみたらダメなんですよ。日本が格差社会であるように、あまり国籍は関係ないんですね。コーラン、聖書、儒教、老荘思想の原典は最低理解できないと、英語が話せても何を話すんでしょうね?。
ですから、漢文とは別に古典読者という科目があってもいいと思います。ただ、中高生が読んでも実感として理解できないと思います。老荘思想は教える側が理解が無理。ですから、音読、黙読でいいと思いますよ。
古典をとにかく1千冊、中高大で読ませるカリキュラムにしたら、外交も強くなりますよ。外交の大前提は相手国の文化理解です。で、実学中心だから、中国人でも史記は全巻読破していない。日本人が源氏物語を全巻読破していないのと同じ理由です。
相手国の著作、主に古典で反論すればよいのです。旧約聖書も一般的に読破できる分量ではありません。ですから、欧米人のインテリも詳しくない。日本人のインテリが古事記や日本書紀の神様をいえないのと同じです。
あとは、自省録、ギリシア哲学は屁理屈が多いから、ローマ皇帝のマルクス・アウレリヌスの自省録から引用したらいいんです。ローマは欧米のルーツだから。ローマ法は大学で習っているんですよ。ローマ法も欧米人が苦手なネタ。
林雄介with,you。
〇林雄介公式HP
http://id40.fm-p.jp/65/yusukeha/
林雄介の公式HP「EGG」、林雄介への取材、林雄介への研修依頼はこちらから。
日本図書館協会選定図書、全国学校図書館協議会選定図書、多数の林雄介の学問と知恵をスキルアップさせる健全図書。↓。
「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)他超多数。