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作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

29、原発をなくすとどうなるの?(2012年衆議院選挙・解説:林雄介)

 

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こんな感じで解説しています!。

29、原発をなくすとどうなるの?(2012年衆議院選挙・解説:林雄介)

 今回の衆議院選挙では、原発の廃止も争点になっています。

原発をなくすと、1点目、電気料金が上がります。ただし、電力会社の給料は高いので、人件費の見直しが必要でしょう。また、医者と同じで技術者の給料を単純に民間と比較できませんから、公務員と同等の給料に給料体系を見直して、賃金を下げる必要があります。(公務員給料の場合、原発等の技術者は研究職となるので、賃金は保証されます。)

2点目、原発は、中東戦争イスラエルとアラブの産油国の戦争で、石油価格が上がったオイルショックを受け、石油に依存しないエネルギーとして原発が推進されました。しかし、福井県敦賀原発の下に活断層地震が起こる)がある、福島原発事故のように想定外の自然災害が起こった場合に甚大な被害が出ることから、今後は、原発に変る代替エネルギー風力発電、潮力発電、太陽光発電、地熱利用の発電、バイオ燃料等を活用していく必要があります。ただし、決定打になる代替エネルギーがありません。原発は、石油に代わる代替エネルギーでした。そこで、今後は、石油、原発に代わるエネルギーを開発する必要があります。ただし、すぐに利用可能なエネルギーはありません。そこで、原発を廃止するにしても、開発期間が必要になります。

 また、バイオ燃料は、サトウキビやとうもろこし等の食べ物を燃料にしますから、世界で9億人飢餓人口がいますが、飢餓の推進になる可能性が高いのです。世界で「9億人」が食べるものがないのです。

 しかし、原発から別の代替エネルギーに転換すれば、海外にその方法を売買することが出来ます。安全なクリーンエネルギーとして、新しいビジネスになるのです。

 ポイント1、原発のかわりにすぐに使えるエネルギーはない。

 ポイント2、電力会社の給料削減も重要(技術者は公務員給料を適用)。

 ポイント3、新しいクリーンエネルギーの開発はビジネスチャンス!

 

林雄介with,you。

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