林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

死ぬまで忍耐(検索回答)

そんなことをしたらね、ストレスで早死にしますよ。

ですから、ほどほど忍耐はしても、「悲壮感がある忍耐」をしたらダメ。

忍耐強調する人って、ワタミでも本人は忍耐してないから。

戦争は、精神論ではなく、科学。大和魂で戦争なんか勝てないですよ。ゼロ戦は世界最強の戦闘機です。しかし、1対3に持ち込めば勝てる。1対2だと米国の戦闘機はゼロ戦に負けるんです。しかし、1対3に持ち込めばゼロ戦に勝てるから、ゼロ戦の3倍、戦闘機を投入したら制空権は握れるんですよ。あとは、都市部への無差別爆撃(うちも全焼したけど)、原爆投下をして勝ったわけでしょう?

戦争の基本って、物量戦なんですよ。織田信長の作戦は、いたってシンプルで、相手の1.5倍から2倍以上の兵力で合戦をして、大敗させて、相手の家臣団を寝返らせて、城攻め。信長軍は、傭兵集団ですから、同数なら農民兵に負けるんですよ。ですから、相手より多い兵隊で攻め続ける。非常にシンプルなやり方なんです。

で、「勝ち目がない相手と戦っていない。」武田信玄とも上杉謙信とも直接、対決を避け続けているんです。武田信玄上杉謙信も信長討伐に乗り出したあと、急死して、それで直接、対決は行われていないんです。

戦は、科学。精神論ではないから、忍耐とか関係なく、無理しないように生きるべきです。米国なんかガム咬みながら戦争するじゃないですか?

儒教国の人は真面目すぎるんですよ。マザーテレサ。相当、頑固な人ですよ。あの人は、貧民救済を趣味でやっているんです。ですから、忍耐なんかしていないですよ。苦労はあっても、好きなことをしていただけ。

ガンジーでもマンデラでも、やりたいことをやってたから、本人達はストレスに感じていないですよ。悲壮感のある忍耐をしていない。インドの開放が、ガンジー自己実現だから、悲壮感のある忍耐ではない。
悲壮感のある忍耐はニセモノ。自己実現のための努力なら、楽しいはずなんです。山伏も好きで難行苦行してるんですよ。難行苦行を楽しんでいない人は変な霊界にいってますよ。空海でも日蓮でも、好きで荒行をしているから、「忍耐」ではないんですよ。自己実現と趣味の延長。

神仏も、人類救済が生きがいでやってるんですよ。

はやし。