いつもありがとうございます。林雄介です。(=^▽^=)
１、北辰は、天帝のこと。徳治ですべてうまくいくという意味。天子、南面すの理論的バックボーン。天の道が、徳治だから、徳治ですべてうまくいく。北辰は北極星なんだけれど、天帝のこと。儒教のエッセンスの１つ。
２、思い邪なし。これも儒教のエッセンス。要するに、無私無欲の学問の道の実践のこと。出世したいから、学問するというのは出世という執着心や欲望があって、その執着心や欲望があるから判断能力がおちて、道を間違えたり組織を滅ぼす。ゆえに、思い邪なければ、状況判断が適切なので、道も迷わず、組織も潰さない。論語は短い文章ほど、あっさりと難しいことが書いてある。
３、法律は最低限のモラルだから、法律より、モラルそのものを充実させないと、国民がバカなことをしますよということ。
４、天命、５０歳で孔子は天の道を体得し、天と交流できるようになった。だから、天の道と一致しているので、７０歳で孔子の振る舞いは自然体で天の道と一体化していた。（→要するに、天帝と一体になった聖人になっていたということ。仏教でいうところの悟りを体得し菩薩、如来以上の天人境地にあった（天から位を貰っていた）ということ。
５、頭が悪い人には礼の道を大切にするように教えた。礼が実践できるようになったら、学問を教えた。孔子は相手の境地とレベルで教えをかえている、難しすぎると実践できないので。
７、孝は形、形式より内面の思いが大切だということ。内面が伴わないものは、孝ではないということ。
８、同じ、色が難しいのは、内面が伴っていない孝は表情に出るから。
９、頭回は、自然体で道を体得していたので、一見、愚鈍にみえた。聖人になったら、いかにも賢そうな人間を超越して愚鈍に見えるようになる。人間の分別智を越えているから。
１０、口ではなんとでもいえるから、経歴（過去に何をやったか？）と行動をみて人間を判断するようにということ。巧言令色の対の箇所。
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