林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

知的立国ではなく、学問立国で。(=^▽^=)

いつもありがとうございます。林雄介です。(=^▽^=)

最近、よく思うのですが知的立国は冷たい、クールな感じがしますね。知的立国ではなく、学問立国でなければいかんなと思います。

どういうことかといいますと知的立国はまあ、優秀な人をエリートを育てていくやり方で、インドも中国もアメリカもEUも知的立国ですね。しかし、格差はスゴいですね。それじゃあダメです。

学問立国は、国民全員が学び続ける国です。明治の近代化は知的立国ではなく、学問立国ですね。国民皆教育。明治は小学校まででした。江戸時代は学校にいけなかった人も全国民、小学校にいったわけです。平成版学問立国、平成版明治維新では、大学院まで全国民が行けるようにする。で、学ぶこと、本人なりに進歩することが学問立国の目的です。知的立国は、絶対的に賢い人を作るしくみです。しかし、学問立国では50点の人もいれば、80点の人もいる。その中でね、50点の人が60点か70点になる。80点の人は90点になる。30点の人は50点になる。本人の力を相対的に底上げして日本全体の学問力を底上げするのです。

これができるまで、外国人労働者をいれないで欲しいんですね。海外は海外でやると。そして、世界的に学問力がだいたい同じになったら統一政府を作ればいいんですね。

まあ、いま、日本がEUとEPAの話し合いをしております。EUとEPAを結んで、2015年にはASEANが統一されますね。で、APECというのは、会議ですからアメリカや中国、日本も入っているんですね。
東アジア共同体に、中国も入ってくるのかな?であれば、EU、アメリカ、ロシア、日本、ASEAN、まあAPEC参加地域で統合できるんじゃないかと。世界政府になったら、各国の農業とか産業、これも国際競争にさらされますけれど、各国が今の都道府県やアメリカの州みたいになりますから、東アジア共同体やEPAで農業がダメージを受けることはあっても世界政府では各国の農業は環境、食料安全保障のために世界政府が保護しますよ。最後は、まあ、来世紀までには世界政府ができますよと。

林雄介with,you。

「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)