林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

ポジティブ・シンキングのコップの水のたとえ話。林雄介版。o(^▽^)o

いつもありがとうございます。林雄介です。o(^▽^)o

コップの水のたとえ話ってよくあります。半分だけしか水がないと考えるか、まだ、半分も水があると考えるか?。

しかし、半分という事実は客観的なんです。主観的に、まだ、半分もあると楽観視しようが、もう半分しかないと悲観視しようが。

主観的な受け取り方としては、まだ、半分もあると楽観視した方がいいんです。本でね、根拠のないポジティブシンキングって危険ですよって書いたと思うんですが、楽観視しても半分は半分なんですね。たとえば、売り上げが半分になった。税収が半分になった。受け取り方としては、まだ、半分も売り上げがあってラッキーって楽観視した方がいいんです。ただし、半分という客観的事実に基づいて売り上げや税収が減ったらリストラしたり経費削減ですね。半分に経費は減らすんです、ラッキーと思いながら。で、増税したり、資産を売却したり、行政機関なら行政機関として半分の状態に対応しないといけないんですね。

つまり、水を補給する方法は確保しなきゃいけないわけです。

根拠がないポジティブシンキングって、何とかなるから大丈夫。って何とかならないんですよ。気分とか感情は、楽観的にポジティブな方がいいですよ、しかし、たとえば、テストまで、1ヵ月なんだけどC判定だった。でも、大丈夫。何とかなるよ。ってならないですよ。死ぬ気で1ヵ月ニコニコ笑いながら勉強しなきゃダメなんです。

仕事ないや、でも、大丈夫。って楽観視しなきゃダメです。しかし、まず、なんで就職できないのか、その理由を徹底分析して、就職先を探して就職しなきゃダメなんです。

常に心はポジティブにしないといけないんですが、出来ないことの言い訳、諦める言い訳になるんですよ、ポジティブシンキングは。結果が出ていないということは理由があるわけ、努力が足りないか方向性そのものが間違っているか?ですから、何とかなるやで続けない方がいいことも多いんです。
この判断をするために学問がいるんです。客観的に判断しなきゃいけないから。経営なら100冊、1000冊、経営の本を読んであらゆる角度から検討するわけ楽観的にポジティブに。ポジティブシンキングって、勉強と努力が大前提ですよ。

林雄介with,you。

「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)