林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

江沢民氏、死去。

いつもありがとうございます。林雄介です。

中国の江沢民国家主席が死去されました。慎んで、ご冥福をお祈りいたします。

さて、以前、早稲田大学の大隈講堂で江沢民主席のお話を聴講させて頂いたことがあります。小渕総理が自慢するために、母校に連れてきたのです。大隈講堂でVIPを後輩に見せびらかしたい病は誰でも罹患するらしく、福田康夫さんでさえ胡錦濤国家主席福原愛ちゃんを卓球させるという子供じみた外交を行ったのです。しかし、卓球〔胡錦濤は確かに上手い〕を持ちかけておき、代打に福原愛を出した福田康夫にはガッカリです。普通は、やるだけやって負けてから、代打を出すのです。やはり、演出力がないのです。しかも、福原愛にわざと負けさせた日本政府はヘタレです。私なら1点差で福原愛に勝たせました。対中外交とはそういうものなのです。

さて、江沢民氏の講演会では左翼が紛れ込み、なんか垂れ幕を出して叫んで公安警察と学生課に連れて行かれました。そのときに、中国ってやっぱり怖いなあと感じました。日本では、ネット上で反中感情がありますが、江沢民を怒らせたら、この人、戦争しかけてくるだろうなあって講演を聞いていて思いました。しかも、ハイライトは自分で立ち上がって拍手して観客が全員、拍手するまで江沢民主席自身が拍手をし続けるんです…、菅直人小沢一郎の怖さやふてぶてしさ図々しさ等、幼稚園児そのものです。

江沢民氏のお話を聴講させて頂いて、将来、このお方、相手に尖閣諸島等で防衛力の行使をするのは大変だなあと感じました。私は、中国人に対して何ら、偏見や差別的感情はありません。しかし、日本という小さな島国を守るために防衛力の行使をせざくなれば、平和は大切ですが防衛力の行使を行います。自分で拍手するほど我が強い民族に謙譲の美徳は通用しないのです。中国と日本が対等で、平和であるために中国に尖閣諸島問題で一切、譲歩してはならないのです。しかし、中国人個人に憎しみがあるわけではありません。江沢民国家主席のご冥福を慎んでお祈り申し上げます。

林雄介with,you。

江沢民氏も、たぶん死んでからちゃんと読んでおけばよかったと気づく林雄介の本。日本図書館協会選定図書、全国学図書館協議会選定図書、多数の林雄介の教育に役立つ健全図書。↓。

「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)他多数。