林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

関羽は、中国の楠木正成公。(=^▽^=)諸葛孔明と中国を思う。

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーの林雄介です。こんにちは。(=^▽^=)

中国ほど、聖人が大量にいる国はありません。しかし、聖人が多いことはいいことではないんですよ。孔子を中心とする儒教系の聖人、老子を中心とする老荘系の聖人、また、達磨大師以降の禅や様々な仏者、各王朝の弾圧や文化大革命で残っていないわけ。また、問題が多い民族だから聖人がたくさん生まれてくるんですよ。

で、三国志関羽諸葛孔明は神様として中国で祀られています。日本でいう天神さんみたいなものです。

しかし、冷静に考えたら劉備、役立たずですよ。三国志で美化されているだけで役立たずです。諸葛孔明も迷ったと思うんですね、劉備は役立たずだから天下統一、天下平定は無理だと三顧の礼の初対面で見抜いていたでしょう。劉邦、漢の建国者は究極のろくでなしですよ、その子孫だから。

諸葛孔明は、まだ、漢再建、平和社会の実現のために立ち上がったのは理解できます。張飛は何も考えていなかったでしょう。関羽は頭も良くて強いから、劉備とやっていくことに疑問があったと思うんですね。三国志はフィクションですよ。フィクション。

で、項羽関羽もそんなに強くなかったと思います。せいぜい、100人斬りができたぐらいですよ。1千人、1万人斬りはフィクションでしょうね。

で、まあ、楠木正成公は多いに葛藤されたわけですが、関羽も同じ葛藤があったと思うんですね。劉備はまあ平凡な役立たずで、この人に天下平定をさせても、潰れますよ。ただ、曹操は頭はいいけれど織田信長みたいな人ですね。ですから、葛藤はあったけれど、まあ、劉備がベターかな?と。諸葛孔明関羽は、多分、中国統一は不可能と直感と客観的な状況分析でわかってはいたけれど、楠木正成公と同じ心境で葛藤しながら、生涯を貫いたと思うんですね。

林雄介with,you。

〇林雄介公式HP
http://id40.fm-p.jp/65/yusukeha/

日本図書館協会選定図書、全国学図書館協議会選定図書、多数の林雄介の学問と知恵をスキルアップさせる健全図書。↓。

「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)他超多数。