林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

オウム真理教事件結審。被害者救済を第一に。

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーの林雄介です。

オウム真理教事件の一連の事件の死刑判決が確定しました。何度も書きましたが、私は死刑そのものは一般論として反対です。

しかし、オウム真理教事件は、単なるテロ事件ではなく「霞が関」を標的にした以上、国は被害者に対して、責任があるのです。オウム真理教サリンをまいた路線は、私も日常的に使う路線です。そして、オウム真理教が標的にしたのは私が働いていた霞が関です。霞が関の人間は、オウム真理教事件に、好感情は抱けないですよ…。一歩間違っていたら、自分も死んでいた可能性がありますから。死刑の起案をする法務省検察庁も含め、最高裁や警視庁、全省庁の職員の利用する地下鉄にサリンをまいたんだから、本来は「内乱罪を適用」しなければおかしいですし、彼らは「失敗したら、死刑に絶対にされる覚悟はあった」と私は確信しています。

死刑のタイミング、「死刑にはしないと思います。サリン事件みたいな公安事件が起こったら見せしめに一斉に死刑にする。」行政がターゲットの事件ですから、行政のために「死刑」は最大限「政策効果」があるように利用させて頂いて、被害者とご遺族、これは、国会議員、国会職員、国家公務員の給料や共済年金の一部から、お金で償えるものではありませんが、多額の補償金を出すべきです。国がターゲットなんだから。市民への無差別テロなら、公務員は無関係です。しかし、政治家や公務員を狙ったテロに市民が巻き込まれたのだから、司法、立法、行政に道義的な責任があると私は考えます。

最後に、私は逃亡中の実行犯が生存しているか?五分五分だと思います。私が、関係者なら殺して海外か海に棄てます。逃亡中の実行犯がいる限り、連合赤軍事件でも死刑執行はできませんでした。ですから、オウム真理教事件も、死刑執行は難しいと思います。国民感情的に死刑執行をしないという選択肢はないし…。終身刑にして、竹島サリン事件の犯人だけ隔離したらいいですよ。

林雄介with,you。

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