林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

大津いじめ事件。スキャンダラス(ミクロ)から、マクロ(政治行政)へ。国マジギレさせて、ごめんなさい。

いつもありがとうございます。林雄介です。

私は公務員を辞めて、何をしたかったのか?一つはなぜ、公務員バッシングが起こるか知りたかった。ですから、全ての週刊誌から一通り取材を受けています。メジャーな週刊誌で取材を受けていないものはありません。ただし、全て匿名です。お金も貰っていません。

それで、新聞もテレビも週刊誌もお金、「スキャンダラス」で売れればいいとわかったんですね。ワンフレーズ政治、これは大学時代に小泉純一郎さんから勉強会で直接、習ったんです。テレビでカットされるから、結論を一言でインパクトがあるように言い切れ。

今回、大津いじめ事件をなぜ、私が取りあげたのか多くの読者が疑問に思っているようです。それは、一つは被害者に対する同情。もう一つは、法治国家である以上、法律によって適正に行政が機能する必要があると強く感じたからです。

もう一つ、読者の皆様が奇異に感じたのは、市長や教育長の私の本には政治家の給料は書いてありますが、テレビや週刊誌が取材にくるから教えるけれど、私自身はミクロなスキャンダラスな内容だからと掲載しない、この人こんなにお金貰っていますよ系の一般受けする記事です。なぜ、スキャンダラスな内容を取らざるを得なかったのか?。一般受けしないと大事件になって、行政が動いてくれないからです。

行政を動かすことも、年収公開も目的ではなく手段です。やはり、最後は一般受けしない。政治や法律、経済という社会の仕組みを学んで下さい。そうしないと、世の中はよくなりませんよ、大津いじめ事件以外にも、不条理なことはたくさんあります。そういう不条理なことが、起こらないような社会にするために学問が大事なんですよ。といういつもの話です。しかし、入り口は、多少、スキャンダラスにやりましょう。興味本位で入ってきても、少しずつ、世の中のことを学ぶ気になっていただければ、私は嬉しいです。そのためのピエロにもなりましょう。入り口は、興味本位なピエロじゃないと、「学問しませんか?」だと広まりにくい。入り口はみのもんたさん、でいいじゃないですか?みのもんた福沢諭吉に進めばいいんですよ。

いつも皆さん、ありがとうございます。
林雄介with,you。

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