林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

大津市いじめ事件、和解を困難にしたのは大津市長と大津市教育委員会。「いじめは何時何分何秒に起こったんですか、遺族側が証明して下さいよ。」

いつもありがとうございます。林雄介です。

大津市いじめ事件は、大津市大津市教育委員会のいじめ事件の隠蔽工作からはじまり、いじめ事件の真相解明のための裁判では、大津市は「いじめが起こったのは、何時何分何秒、どこでかを被害者遺族が証明しろ」と弁護士出身の越直美大津市長と沢村憲次大津市教育長が、遺族側と日本国民をマジギレさせ、「今さら和解しても、国民は許さんよ」的な流れを作り上げ、さらに国会議員まで次々、参戦してきて、「どうやって終息させるか?」元官僚の私でもシナリオが読めないレベルに事件が拡大してしまいました。

この手の事件は、徹底抗戦せずに、話し合いをして、裁判になる前に信頼関係を作らないと終息が難しくなります(信頼関係が作れなかったから、裁判になったんでしょうが…)。
いじめ事件でも、福島原発事故でも、事前に最大限の誠意を見せて裁判を回避しないと、裁判になってから世論のふくろただきにあって、和解なんかできないですよ。だったら、最初に徹底抗戦しなきゃいいんだから。

大津市長の越直美さんが大津市いじめ事件の和解をしたいのは、いじめ事件を認めたからではなく、世論のバッシングがあったから回避したいだけですよね?。遺族もそう受け取りますよ。同じようなことを繰り返すんじゃないでしょうか?。

林雄介with,you。

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