林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

大津市いじめ事件、滋賀県警、不透明な加害者擁護で、また燃料投下。「ネット上の加害者バッシングを捜査する」(逆効果、警察、公務員限定記事。)

いつもありがとうございます。林雄介です。

ネット上の大津市いじめ事件の加害者実名晒し等の捜査を滋賀県警察本部が行うそうですが、逆効果です。

先に結論を書きます。滋賀県警は当事者(ネット上では、被害届け不受理でそう思われている。)ですから、滋賀県警が加害者実名晒し等の取り締まりをすると、「滋賀県警は加害者と癒着」と勝手にネット上で断定されさらに騒動が大きくなり沈静化が難しくなります。

こういう時は、野田首相官房長官はダメ)、松原国家公安委員長、警察庁長官か、被害者側の弁護士に頼むのです。

まず、国側は、あくまで一般論として発言します。(裁判で加害者が勝った時、国側が訴えられる)「一般論として、大津市におけるいじめ事件で滋賀県警察本部が被害者のご遺族の被害届けを不受理しなかったことは、適切ではなかった可能性がある。現在、ネット上で加害者少年や学校関係者の氏名等が掲載されているが正確性や憲法が保障する人権保護、また、名誉毀損等の点で問題がある可能性があり、犯罪事実の認定は行政ではなく裁判所が行うが、現在、裁判所で係争中の事件であり、加害者は推定無罪であるから、そのようにご理解頂きたい。」
で、被害者側の吉原稔法律事務所と石田達也弁護士に、滋賀県警本部長が、「被害者届けの不受理」についてのみ謝罪して、「推定無罪であるから、魔女狩りのようなネット上の実名掲載や名誉毀損になりうる行為を自粛するように、先生から呼びかけていただけないか?」お願いする。

被害者遺族HPに、「大津市いじめ事件を応援してくださっている皆さんが、法律違反を犯さないよう滋賀県警察本部長から被害届けの不受理の謝罪とともにお願いがありました」と掲載してもらう。あと、滋賀県弁護士会にお願いをする。弁護士が、法律違反の推奨はできないから、弁護士会かあとは日弁連に間に入って貰って自粛要請。滋賀県警は当事者にされちゃっているから、弁護士会日弁連を間に入れないと、逆効果の燃料投下になると思いますよ。

林雄介with,you。

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