林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

自転車、取り締まりは警察のノルマのためのノルマ!

6月1日から、自転車運転の罰則が強化され、警察が取り締まりを行っています。しかし、無駄なんです。

危険運転や改造自転車そのものの販売規制を行うべきです。

「交通安全習慣の自動車の取締りと同じで、警察庁が都道府県ごとに取り締まり台数を決める。そうすると、目標値を達成するために、角に白バイが隠れて、検挙する。実に官僚的でね、くだらないことです。」

啓蒙活動や自転車保険の導入をすればいいことでね、結局、県警レベルで横並びで注意数をそろえるために、数合わせの注意をするんですよ、本当に「本末転倒」ですね。

一部、報道によると、自転車道の整備は国土交通省の仕事なので、そちらに問い合わせてくれと答えたそうです。「馬鹿じゃなかろか?」と思うわけです。

内閣府に自転車危険運転対策室を設置して、自転車道の整備、自転車保険等を総合的に計画して、文部科学省で、学校ごとに交通教育をやる。総合政策にすればいいのに、悪い意味でのセクショナリズムですよ。

言葉をかえるならば、「講習に5000円かかる。」警察庁の新手の天下り詐欺ではないのか?という疑念も出かねないのです。

現場に一律、検挙ノルマを課すことは無駄です。捕まえるべきを捕まえ、どうでもいい微罪は、放置するのが適切な刑事政策なのです。

自動車道と歩道通行の明確なルールもありません。危険か聞けんじゃないのか?どうやって決めるのか?昨年かな、自動車道を自転車は走行するように言い出したから、自動車道を走行したら、ひき殺されかけましたよ。これ、私が死んだら警察庁は責任を取るんですかね?

危険運転の温床の自転車を規制するように、昨年から言ってる。

次、交通手段として、例えば、買い物とかどうするのか?合羽の方が危険ではないのか?スマホやイヤホン規制は理解できます。

自転車道の整備そのものがない地域も多い。恣意的な取締りができるんですよ。無灯火とか、ブレーキ不整備、これは客観性がある。

もう1つは、買い物。インフラがない人はどうするの?

危険自転車そのものの販売停止の方が効果的なんですよ。

やるなら、学校で教えさすべきだし。摘発あり気でやるのは、政策立案としては、愚かですよ。

はやし。