林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

脱エリート教育、1億総中流の実現を。(=^▽^=)

いつもありがとうございます。林雄介です。木曜日ですね、今日もお疲れ様でした。(=^▽^=)

さて、脱エリート教育。何回か書いたことですが、民主主義は多数決です。全員で決めるんですよ。ノーベル賞をとるようなエリートを育成しても、少数派でしょう?。ですから、民主主義の多数決ではあまりエリートを育成する意味がないんですよ。

また、一部のオピニオンリーダーやマスコミ、ネットで世論が形成されるのも望ましいとは思いません。オピニオンリーダーや何かを媒体として、民主主義の多数決の意志決定が行われることは仮にその意志決定がベターなものであったとしても私は望ましいとは思いません。

それよりも、1億3千万人が自らの意志で学び自立的に決定された意志が仮にベターではないにしても、尊重されるべきだと思うんですね。
かつて、吉田松陰さんが教育をしたり、また松下政経塾松下幸之助さんが作りましたけれど、これからは、一部の政治家やリーダーの育成ではなく同じ水準で1億3千万人のインテリジェンスを高めるべきだと思うんですね。1億総中流社会は、インテリと金持ちにもメリットがありますよ。歴史的にみて、大多数が選ぶ道は間違っている。多数決で、教育格差がモロに出てきたらインテリが一番不幸になりますよ。中国の文化大革命毛沢東、ドイツのヒトラー、ああいうバカが出てきたら、中国でもドイツでも教育水準が高い人間が不幸になっていますよ。もっと凄いのが医者と教師を皆殺しにしたカンボジアポル・ポト派ですけど。大衆愚民政治はローマ時代からあった。今は21世紀です。大衆をなくすんです。1億総中流の学問立国で、インテリが多数決で過半数を占める国を「今」、作るんです。「今」作れなかったら22世紀にも23世紀にも作れないですよ。
林雄介with,you。

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