林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

大津市いじめ事件、林雄介が事件沈静化のためのガス抜きの工作員なのではないのか?というご意見について。

いつもありがとうございます。林雄介です。

結論から書きます。自分のブログでやりません。自治体に乗り込んでいって、姿を現さない。後は、著名人や政治家、私以外の人間を表にたててシナリオだけ書きます。私がブログの更新をやめているときは、そういうことをしています。
むしろ今、問題視されているのは、私が「本来、沈静化させる側の人間」にも関わらず、いじめ事件の規模を拡大させていることです。

こうした事件は、いくつか一般論として沈静方法があります。まず、市長が1年程度、3割~4割給与を返上し、「大津市いじめ事件基金」を作り、幹部職員と教職員から数万ずつ集めればかなりの金額になります。こうした身銭を切った基金から、被害者家族に損害賠償するとともに、「全国レベルのいじめ対策」をはじめます。(何をやってもパフォーマンスとバッシングされますが、やります。)、次に、VIP(大臣等が謝罪します。)、そして、忍耐します(次の事件が起こり、忘れ去られます。経験上、長くて半年、しぶとくても1年、単体ならそろそろ終わり。おそらく8月には、マスコミも世間も忘れています。
という一般論としての沈静化方法のセオリーを破るべく、首相直訴等の手口を私がブログに書きまくっていることが、一般論として問題視されているのです。

しつこいですが、大津市に恨みはありませんし、滋賀県警滋賀県庁に私の熱心な読者がいることにも感謝しています。私が大津市長でも、大津市は同じような対応をしたと考えています。ですから、個人レベルのバッシングはやめて下さい。ブログや本の一貫したテーマである日本は法治国家だから、ルールを守って国を動かさないとダメなんですよという話をしているのです。個人レベルの制裁の話はしていませんよ。
法治国家の大前提に国の仕組みや法令を知る必要があります。感情論で終わらせずに、勉強して下さいねという、いつもの私の結論に結局はなるのです。

結論は同じですよ、国民が賢くならないと国は良くならないし、いじめ等の社会問題もなくせない。いつも書いている話です。

大津市いじめ事件をキッカケに、国民が賢くなれば、いじめやおかしな政治もなくせます。ミクロ・レベルな話から、マクロ・レベルな話に持っていくことで、いじめであるとか格差問題、そういうものをなくしていけるんですよ。時間はかかります。最近、お会いする方に勉強は大変と一様にいわれますから。

林雄介with,you。

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