いつもありがとうございます。林雄介です。
大津市いじめ事件で、何回も書きましたが、気になっていることがあります。加害者とされる少年は京都に転校したと報道されています。週刊誌等で、転校先の宇治市での生活ルポや近所の聞き込み、また、親の学歴まで週刊誌等に掲載する必要があるのか？
もう、完全にワイドショーなんですよ。大まかに何誌か見ましたが、離婚歴、養育歴等が掲載されています。
これ、おかしいんですね。例えば、越直美大津市長や沢村憲次大津市教育委員会教育長は、公人で条例で給与が決まっていますから、給与までは載せました。しかし、橋下徹氏の過去の愛人、不倫疑惑のように、越市長や沢村氏の生育歴や学校時代の話、家族の話まで週刊誌に掲載したらダメなんですよ、それは公人の部分じゃないから。
私は、マスコミがいう「知る権利」は、興味本位なスキャンダルが大半だと思うんですね。どういう風に虐められたかは公益性があると思います。しかし、今、加害者少年やその家族が何をしているのか？を知ることに、「公益性なんかあるんですか？公益性があるとすれば、宇治市でまた加害者少年が集団リンチに加わっていたという報道だけです。」ただし、本当に加害者少年が集団リンチに加わっていたかどうかの認定は裁判所の仕事ですよ。まだ、裁判をやっている最中なんです。
過剰報道は、松本サリン事件の河野さんを思い出します。加害者かどうかを決めるのは、国民ではなく裁判所の仕事です。皆さんにお願いがあります。加害者少年の実名報道をされた場合、その週刊誌等は立ち読みして買わないで下さい。おそらく、そろそろ加害者少年の名前と写真を載せる週刊誌が出てくると思うんですね。買わないで下さい。買うと過剰報道がエスカレートします。立ち読みで。
大津市や他の公務員の方、あと宗教、あれ関係者に買わせるためですから、立ち読みして下さい。それがマスコミに一番ダメージを与えられます。
林雄介ｗｉｔｈ，ｙｏｕ。
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