いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーな作家の林雄介です。o(^▽^)o
原発に積極的に賛成はしませんが、石油に変わる代替エネルギーがないこと、原発自体が核の抑止力になっていること、そして、政策は総合的に考えるべきものであることから、「原発全廃には反対します。」
ただ、脱原発はオイルショック、脱消費主義からのターニングポイントになる可能性があります。原発に変わる自然エネルギー革命で世界の環境問題を解決し、また、大量消費を前提にした消費社会から脱却し文化大国に日本が転換するターニングポイントだと思うんですね。ただ、即時全停止に耐える経済力が日本人にあるとは私は思えません。とりあえず、海外に原発を売るのは禁止すべきです。国内は段階的に原発全廃すべきです。
一番、心配しているのは、放射能でジワジワ死ぬ前に景気の衰退で自殺者が出ることです。産業の転換に伴う犠牲者を出したくないのです。
まず、福島第一原発事故を踏まえ、「放射能汚染の健康被害の根治を国策」にしなければいけません。放射能汚染の健康被害を完治する。これを、第一の国策とします。国策で原発を作った以上、国策で原発の健康被害は必ず治す義務が国にはあります。
原発は、半数から３分の１以下に抑え新設は認めない。代替エネルギーの開発をする。節電の徹底、電力消費量の多い産業、家電の規制、ネオン等の夏場、冬場の規制等を総合的に行わないと、原発だけ停止しても電力不足や失業問題が出てきます。
東日本大震災と原発停止で、産業の海外移転、空洞化が進行しています。政治はロマンではなく、夢想ではなくリアルです。リアルとは汚い世界ですよ。しかし、リアルから逃げたら友愛伝書鳩やお遍路さんになっちゃうんですよ。私も汚いリアルな世界は大嫌いですが、リアルを無視したら、人が不幸になります。
きれい事だけですませられない世界もあるのです。原発は全廃を前提に減らしていく。ただし、即時撤廃はすべきではありません。
ずっと、風の谷のナウシカの世界だなあと思うんですよ。巨神兵は、核兵器ではなく原発ですよ。風の谷のナウシカを何回、読んでも、宮崎駿監督は大天才だと思うんですね。原発安全神話がありましたけれど、原発は巨神兵ですよ。なくさないと、人類が腐海でオームと暮らすことになる。私たちは、オームを排除しませんが、「トトロの森」と共生できる日本と世界を作るべきです。
林雄介ｗｉｔｈ，ｙｏｕ。
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